今回は、遊郭の襖絵について気が付いた点があるので、もういちど襖絵を見てみます。
前回の記事はこちら
鬼滅の刃 遊郭編 第3話 のきれいどころを分析してみた - アニメ猫のアニメ日記
遊郭編 第4話 あらすじ
冒頭で鯉夏花魁と少女の禿(かむろ)たちの仲睦まじい様子が描かれる。炭治郎はその様子を盗み見て心が穏やかになる。鯉夏花魁はこれから遊郭を出ていくことが明かされる。
前回のラストで、帯の妖怪に巻き付かれさらわれてしまった善逸。善逸がいなくなったにもかかわらず、京極屋ではワラビ姫花魁を恐れて善逸を探すことをしないのだった。
屋根の上での定期連絡で、伊之助は鬼がいると炭治郎に訴えるが伊之助の話はまだまだ具体性がなかった。そこへ宇随が善逸の連絡が途絶えた事を伝える。宇随は反省していた。嫁達の連絡が途絶え、焦って判断が誤ったと。そして炭治郎達に撤退しろというのだった。後は自分ひとりで鬼を追跡するつもりである。命を大切にしたいという宇随らしい発言だった。しかし、炭治郎は帰るつもりなどない。炭治郎はいなくなった者は生きていると信じていた。必ず助けるつもりだ。
炭治郎は鯉夏花魁に店を出ると別れを告げに来た。鯉夏花魁は炭治郎が男であると気づいていたが、何か事情があると思い特には尋ねたりはしなかったのだった。鯉夏花魁は明日には遊郭を出て結婚する予定であることを炭治郎に明かす。炭治郎は鯉夏花魁が幸せになることを願いながら別れる。入れ替わりに現れたのが鬼の堕姫だった。明日には遊郭から居なくなる人間なので食べても怪しまれないからだ。炭治郎は匂いで鬼の雰囲気に気付く。
伊之助は炭治郎が来ないので、自分の刀をネズミの忍者から受け取り、自分で探索に向かうことにする。
宇随は、京極屋の店主に脅しをかける。雛鶴と善子の行方を聞き出そうとする。いままで手荒な手段は使わなかった宇随であるが、事態は緊急でありもう手段を選んでいられない。京極屋で怪しいのはワラビ姫花魁だ。日の当たらない北側の部屋にいる。
炭治郎が鬼の匂いをたどってみると鯉夏花魁の部屋が怪しい。そこには鬼がいた。上弦のロクだ。炭治郎は戦慄した。帯を操って鯉夏花魁を縛っている。炭治郎は吹き飛ばされた!炭治郎は単身で鬼と戦うことになった。水の呼吸で、堕姫の帯を斬り鯉夏花魁を救出した。
今週の話題
堕姫の衣装がセクシー
いよいよ始まった炭治郎と堕姫とのバトル。堕姫が大活躍しそうである。
宇随の使い魔なのか、下忍なのかは不明だが、ムキムキのネズミ忍者が登場!かわいい!鬼滅の刃はマンガらしいというか、動物が活躍するシーンが多いのでよろしい。このシーンもアニメっぽくてよい。
ときと屋の襖絵
炭治郎のいたときと屋の襖絵は、鯉の絵で統一されている。
京極屋の襖絵
善逸の潜入していた京極屋の襖絵は紫色の牡丹の絵で統一されている模様である。
荻本屋の襖絵
京極屋とは色は違えているが、同じ牡丹のように見えるがどうだろうか。荻本屋も襖絵は牡丹の絵で統一されているかな。
そういうわけで、ときと屋と京極屋と荻本屋のそれぞれの襖絵はそれぞれの襖絵で統一され、同じ柄の絵が描かれているようである。同じ絵を描くことで、違いがわかりやすくなっている?
京極屋の遊郭の主(楼主)の部屋
遊郭のシーンでは京極屋の主の部屋は比較的地味に描かれ、襖絵も竹の絵である。遊女のいる部屋とは違うデザインになっている。
遊郭編 第4話の美術スタッフ
遊郭編の美術を支える美術スタッフ。第4話でも大きな変更はないが、Stuido BLUEが追加されている。