アニメ猫のアニメ日記

アニメに関しての情報を書き連ねていきます。

やっぱりアニメで脚本は軽視されていたよね。「アニメーションの脚本術」野崎透

日本のアニメ制作において、脚本製作は軽視されている。これは業界の体質ではないか?と思っていた。これに関連して、以下の本が出たのでご紹介。

 

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アニメにおけるシナリオ制作について実際にアニメ業界にかかわっている人たちのシナリオ制作についてのインタビューを集めた本である。第0章が、”脚本を書く”を考える、と題して、脚本の書き方に関してのレクチャーする内容になっている。

インタビューされた人達は、押井守、片渕須直、丸山正雄、大河内 一楼、岡田麿里、岸本卓、加藤陽一、花田十輝とアニメ業界で活躍している人ばかりである。

まずは第0章「”脚本を書く”を考える」

脚本の書き方に関するまとめ的な章だがのっけから、ぶちかましてくる。引用すると

まず問いたい。そもそも脚本に書き方などあるのだろうか?

本音を言わせてもらえば、答えは「そんなものはない」である。

筆者は一年前まで某大学の映画学科で脚本の講師を務めてきたが、年度初めの講義で決まって学生に言っていたのも「この講義では脚本の書き方を教えません。もしそんなものがあるのなら、僕たちの方で教えてもらいたいくらいです」という言葉であった。

いきなり脚本の書き方を否定である。もちろん、その後に脚本の書き方の方法論やメソッドについても語るが、過去の作品に用いられたパターンの解析や応用方法があることが語られるが、それは新しい物を作り出すこととは別のものとなることが指摘されている。過去の作品で使われた方法論は教えられるが、同時にその方法論を最終的には否定するという、考えようにとってはかなり高度な目標設定がみえる。とはいっても、ちゃんと普通の脚本の書き方についても書いてます。

さて、監督のインタビューの中で、その中で、押井守監督の言っている内容がアニメ業界における脚本とか脚本家の立ち位置とか、位置付けについておもしろいので紹介する。

押井守監督のインタビュー:かつて脚本は徹底的に軽視されていた

かつては押井監督も脚本を多く書いていたが、それは書く人がいなかったからだった。「うる星」は途中でマンガ原作がなくなってオリジナル脚本が必要になったため、かなりデタラメに書く体制を回すしかなかった。本読みに出る暇なかった。

今は、制作委員会方式で、大勢のプロデューサーがいて口出ししてくる。これは穴がない、作家性なさそう。

ヤッターマンの頃なんて、現場の人間は誰も脚本を読んでなかった。演出もあまり読んでなかった。ギャグがおもしろく無かったら値打ちはない。ストーリーは関係ない。脚本なんて跡形もない状態で、何もなかったり。

昔の人は、脚本を見ないで、コンテ切ったりしていた。

脚本家を立てたのは、プロデューサーに脚本を見せないといけなかったから。でもプロデューサーも脚本が使われないってことはわかっていた。

アニメの映画シリーズもひどかった。試写まで誰も脚本を読んでいないことがわかっちゃったことがあった。安彦良和の「アリオン」なんてものそうだった。今から思うとバカみたいな話が本当にあった。

宮崎駿は脚本無しでいきなりコンテを切っていた。アニメーションの世界は脚本はつい最近までそういう地位だった。昔の世代では、脚本なんてなかった。脚本通りに作っていたら時間が間に合わない。とにかく絵コンテを早く仕上げるためには脚本は読んでいる暇はない。昔のアニメは無法地帯だった。とにかく、結果がすべて、視聴率がすべて、おもしろければなんでもいい。監督絶対主義。おもしろい業界。

脚本が監督にほとんど修正されることもあった。脚本家と演出家は基本的に仲が悪かった。脚本家はないがしろにされることをわかっていた。

じゃあ、脚本を書かない分、演出に予算を回せるかというと、そういうわけにもいかない。脚本はやっぱり作る。しかし、スタジオに脚本が詰まれていても誰も読まない。それどころか、絵コンテを脚本通りに持っていったら怒られたw

「ホンの通りにやるんだったらお前なんか要らないんだ」

富野さんは、自分以外の脚本はほぼそのままコンテ切ってた。バンクも使いまくってた。一人で大量に時間かけないで書いた。今は脚本に時間かかる。アニメの脚本の書き方はルーズで自由だった。柱は書かない。リソースが限られていたから。リソースは演出家と総監督に集中させるしかない。脚本は真っ先に弾かれるもの。脚本家からすると、使われないのに書かないといけないという絶望。演出家も必死だからしかたなかった。おもしろくなければクビだから、演出家も必死だから、脚本どおりなんてありえなかった。

使われない脚本を読むのはむなしくないのか?いや、読まないからそんなことはない。そんな時代が長かった。

脚本が尊重されるようになったのはマンガ原作になってから。いかに原作をそのままアニメに移植するかが演出家の条件になってしまった。押井監督からすると、そんなのアニメにする意味がどこにあるんだ?アニメとマンガは違うじゃないか。

マンガとアニメは違うということを理解されてない。マンガと違って当たり前。「うる星」はその典型。原作と違うといわれてさんざん叩かれた。それでクビになりかけたが、人気が出たからウヤムヤになった。脚本家も文句を言えない。視聴率が上がったから、演出のやりたい放題だった。

脚本で一番大事なのはダイアローグ

脚本はまずはダイアローグ。優れたダイアローグが絶対に必要で、あとは構成力。脚本家はそのどちらかが優れていればいい。

読んでみて

映像作品を作るためのたたき台として考えると、脚本は必要なのか?アニメ制作に脚本は必要か?と疑問も生じる。アニメ制作には当たり前だが、アニメ台本、アフレコ用にセリフ等を入れたものは作るが、脚本を作らなくてもアニメができたりする。絵コンテは必要だが、脚本は本当に必要だろうか?

また、つまらないお話のアニメについて語る時には、必ず出てくるのが「脚本がつまらない」「脚本がしっかり作られていない」という指摘。やっぱり脚本はちゃんと作ってからアニメも作った方がいいよね、というのはなんとなくみんな思っていることなのではないだろうか。

しかし、映画の世界では、まずは脚本がおもしろくなければ、映画は絶対におもしろくならない、という格言がある。この格言が本当なら、脚本の段階でおもしろくなっていなければ、アニメはおもしろくならないはずだ。脚本がないような、または脚本を無視して作ったアニメでも、偶発的におもしろくなったりすることもあるかもしれないが、確率的に考えるとそのような作り方は成功しないだろう。

もっとも映像制作の手法もどんどん進化しているので、脚本などすっとばしていくような手法が主流になったりする時代もくるかもしれない。

進撃の巨人 The Final Season Part 2 第87話「人類の夜明け」 解説と考察。エレンが愛していたのはミカサか?ヒストリアか?

前回はこちら

進撃の巨人 The Final Season Part 2 第86話「懐古」 解説と考察。壮絶アクション。フロックの最後。マガトとキースの仕事! - アニメ猫のアニメ日記

今回、第87話で、The Final Season Part 2 は終了する。

前回はイエーガー派との壮絶な戦闘で、海を血に染めてなんとか出航したハンジ達。

ミカサは甲板から海を見ながら、エレンのことを思わずにはいられなかった。

「誰もがエレンは変わったという。私もそう思う。でもそれは違うのかもしれない」

少年で、がむしゃらに自分の自由を追求し、壁の外に憧れていたエレン。今では別人のようになってしまい、壁外人類の絶滅させるべく地ならしを実行するほどになってしまった。エレンの真意はどこにあるのか?ミカサはまったくわからないといっていい状態だった。

そして、お話はいきなり過去へと飛ぶ。

場面は港町が映し出されるが、エレンがいる。ミカサもいる。エレンはいままで着た事のないようなスーツを着ている。ミカサもいる。ミカサもきれいな格好で、スカートをはいている。ミカサは子どもの頃を除けば、スカート姿は全編を通してこの場面だけではなかろうか。貴重な姿である。

「エレンは最初から何も変わっていない。あれが本来の姿だとしたら。私はエレンの何を見ていたのだろう?」

このエレンと共に船旅をしていた時期から、ミカサはエレンの変化に気が付いて不安だったことがわかる。エレンを子ども時代から知っている幼馴染であるミカサにしても、エレンの変化がわからない。昔のエレンとは違っていく。船は港に入港していった。

船には調査兵団のメンバーがスーツを着て乗っている。服装が違うので、みんな普段とは違う雰囲気だ。彼らがこのような服装を身に着けたのは全編を通じてこの時だけだろうか。その中に死んだはずのサシャがいることから、このエピソードはサシャが死ぬ前の時点だろうとわかる。ミカサとサシャは女性の服装なのに、ハンジだけは他の男と同じスーツ姿で、あいかわらず性別不詳だ。

「本当に壁の外にも町があって、人が住んでるんだな」「壁の外とか他人の前で言うなよ」「ああ、わかってるって」「これが壁外大陸、そして私達が壁外の地を踏む初の壁内人類」「だから言うなって」「これこそが元より我々に課せられた仕事といえる。調査開始だ」

正確に言うなら、100年以前にもパラディ島は人の交渉があったので、100年ぶりの大陸というべきだが、そのような歴史についてまだくわしくないサシャにとっては初の壁内人類という表現はその通りなのだろう。どうやら調査兵団のメンバーはマーレの港に身分を隠して潜入するようだ。初めてみる壁の外の街の様子に、彼らは驚きを隠すのを忘れてしまいそうである。悪魔の島からきたということがバレてしまうと大事になるので、隠さないといけないのだが、どうみても潜入調査には向かないメンバーだ。

船が接岸し、積み荷と乗客を下し、調査兵団のメンバーも下船して、周囲にある風物に驚いていると、オニャンコポンが、メンバーを出迎えていた。

「みなさん、マーレ大陸へようこそ」

この時点では、パラディ島の民はマーレの大陸から交渉を断って100年程度経過しているので、島の外の文化に触れた者はおらず、何を見ても珍しい。マーレの街には馬車の代わりに自動車も走り、アイスクリームも売っている。どちらのパラディ島にはなかった風物だ。港には人と物があふれ活気にあふれている。

「すごい人の数。ねえ、エレン、何があるかわからないから、私のそばを離れないで。エレン?」「何をボンヤリしているんだよ、エレン、僕達、外の世界にいるんだよ?」「ん、これが海の向こう側、、なんだよな」

ミカサがエレンを心配するセリフは自分から離れてしまおうとするエレンに対する願いの言葉の意味もあるのだろう。エレンは茫洋として「何か」を見つめているようだ。未来の記憶を見てきたエレンは、この町の運命もまた知っているが故の、セリフだろうか。エレンは未来で殺戮と破壊をする予定となっている街を見つめずにはいられないのだ。

食いしん坊のサシャが、出店のアイスクリームを我慢しきれずに注文して食べてみた。描かれたサシャの表情がおいしいといっている。それを見たコニーとジャンがたまらず注文する。もうみんな我慢できなくなり、生まれて初めてのアイスクリーム祭りだ。ミカサもアイスクリームのおいしさに顔を赤らめている。エレンはアイスクリームを食べないのか?リヴァイは子どもと間違われてしまったが、目立つ行動はできないので怒ることができない。エレンは何かを思いながらうわの空である。

「エレンも食べて」「アイスか」「知ってたの?」「オヤジの記憶で知ってるだけだ。収容区のエルディア人はめったに食えない。壁の外はこんなに広いのにな」

エレンがもう違うことを考えていることはこのセリフなどからミカサは気づいていたが、それを認識したくなかったのだろう。

「私達は気づかなかった。もしくは気づきたくはなかったのだろう」

エレンが父親の記憶を見る事でマーレの街に関する情報を持っていることがここで示された。エレンは訪れたことはないがマーレの街を知っている。ミカサはエレンが変わってしまったことに気が付いていた。しかし、それを認めたくなかった。

リヴァイが、子どものスリに財布をすられたことを気付いて、子どもを止める。周りの人々が子どもをリンチにかけようとするが、目立った行動を避けたいリヴァイは子どもを助けてその場を逃げ出すことにした。

アズマビトの屋敷に到着した一行は、キヨミからエルディア人の世界における歴史と現在の扱いについての説明を受ける。

エルディア人はかつてはユミルの民を取り込むことが高貴であることとされたが、帝国の衰退とともに国を追われる立場となり果てたのだった。パラディ島からの友好を図るのは困難だろうとも。だが、友好の道がないなら、ジークの謀略に乗り、ヒストリアと生まれてくる子どもを犠牲にするしかないとアルミンは主張する。ハンジが期待するのは、明日の国際討論会で初めて登壇するユミルの民の保護団体らしい。キヨミはその団体の主張をまだ知らない。できれば、話があうならハンジとしてはその団体とつながりを持とうと考えていた。キヨミは特には期待をしていない表情だ。ここでミカサがエレンがいないことに気が付いた。エレンはどこだ?

さきほどのスリの少年が走り去り、エレンのほほを涙が落ちていく。

海の上には月が照っているのをエレンが1人で眺めている。この時点でエレンは運命を知り、そのことに涙を流していたのだろうか。エレンはおそらくスリの少年と話し合い、お金を与えたのだろう。ミカサがエレンを見つけて、今自分たちが敵の真っただ中にいる危険について指摘しようとするが、エレンは緊張していない。運命を知り、未来を知っているエレンには恐れや緊張がない。ミカサは先ほどの少年が手を振っていることに気が付いた。

「何があったの?」「まだ何も」「どういうこと?ここは?」「戦争で居場所を失くした人達が暮らしている。俺達もそうだった。ある日突然に日常が終わって、何もかもが奪われた。すべての自由が奪われるんだ」

そこは戦争からの避難民達が暮らすキャンプ施設だった。まだ何も起こっていないというエレンは、これから起こる未来を知っているのだ。エレンは同じような境遇で、すべてが奪われた人たちへの同情などの感情であふれそうだ。そしてエレンは自分がそのような境遇に人々を追い込むこともまた未来の記憶で知っているのだ。エレンは自分の秘密を話すことはできない。話しても信じてもらえないか、話しても意味はない。話してしまえば、島の人間を救えなくなるからだ。エレンは苦しい。エレンはついにミカサに問いかけた。

「ミカサ、お前はどうして俺のことを気にかけてくれるんだ?お前は子どもの頃、俺に助けられたからか?それとも俺は家族だからか?俺はお前の何だ?」

突然の事に、とまどうミカサは即答などできない。エレンは聞いてしまう。聞くまでもない、聞くべきでもないかもしれない。エレンにとってはしかし、聞くことで明確になる。

「あなたは、、かぞく、、」

なぜかそこに避難民のおじいさんが現れて、お茶を差し出している。調査兵団の他のメンバーにも見つかった。ミカサが自分の気持ちをはっきりと表すチャンスはやはりなかったのだ。

避難民のキャンプで調査兵団のメンバーはごちそうでおもてなしを受けることになったようだ。言葉が通じないのに飲み会である。ごちそうを食べ、酒を飲み明かしてみんなとなかよくなる。エレンもお酒を飲んで笑顔になって、みんな酔いつぶれてしまった。エレンもミカサもみんな笑顔で飲み会を楽しんでいる。もしかしたらミカサにとってはもっとも楽しいエレンとのひと時だったかもしれない。

翌日、議会で、ユミルの民の保護団体の演説が行われている。議場では大勢の聴衆がいるが、調査団の一行や、キヨミも演説を聞いている。

「、、哀れな被害者なのです。依然、憎むべきは島の悪魔どもに他なりません。忌むべきは100年前よりあの島に逃げた悪魔!我々の敵はあの悪魔なのです!」

満場の拍手が巻き起こった。この団体の主張は好意的に受け入れられたようだ。しかし、島の人々に対してはこの団体は好意的ではないことは明らかになった。期待していたのとはまったく逆の内容を聞いてハンジ達は失望の表情を浮かべている。ハンジの狙いは外れた。この演説を聞いていたはずの、エレンは演説が終わるとともにさっさと議場を出ていった。アニメでは簡単に描かれたが、ここは重要な場面だったはずだ。エレンはここで決心したのだ。大陸との友好的な解決はありえず、自分がやるしかないということがこの演説ではっきりとした。なので、もうミカサ達と行動を共にするのではなく、ジークの策謀に協力することで島を救う。これしかないと決断した。

「あれから、エレンは私達の元を去った。

その後、彼から届いた手紙にはジークにすべてをゆだねると記され、次に顔を合わせた時にはもう手遅れだった。はたして他に選ぶべき選択肢があっただろうか?すべては最初から決まっていたのかもしれない。それでも、考えてしまう。あの時、もしあたしが別の答えを選んでいたら、、結果は違っていたんじゃないかって、、」

ミカサの無念が強まる。自分は家族だという、それ以外の言葉をいう事ができたなら、エレンの思いや決断が変わったかもしれないというミカサの考え。はたしてどうだっただろうか?地ならしの巨人達の蒸気が海の上で吹きあがるのを船の上で見つめながらミカサは思いに沈む。

そして、進撃の巨人ではめずらしいナレーション的な説明が、ミカサの代わりにこんどはエレンの声でなされる。

エレンの回想なのか。

「どこからがはじまりだろう?あそこか?いや、どこでもいい」。すべては俺が望んだこと。すべてはこの先にある。」

全ての始まりとは、どの始まりなのか。2000年前の始祖ユミルの記憶から、エレンが生まれて育ち、そして戦ってきた歴史、そしてやってきたこと。エレンの回想にはユミルが見たはずの映像も映される。豚小屋の映像はユミルが逃がして自由にしたという豚だろうか。エレンは最初から自由であることを望んだ。そのために進み続けてきた。

イェレナとエレンが秘密裡に会って、エルディア人の安楽死計画について話している。

どうやらフロックが隠れてそれを聞いている。

エレンはフロックに「俺はジークの計画に従うフリをする」と説明していた。フロックはこの時点でエレンの計画のサポート役だったわけだ。

そしてまた場面が変わり、エレンはヒストリアに会っている。

エレンの髪が伸びていないので、マーレに行く前の時点であることがわかる。

「憲兵団はお前を巨人にしてジークを食わせる計画を進めている。憲兵と争うか、ここから逃げるかしか手はない」「私だって牛の世話だけしてたわけじゃない。わかってる。争う必要も逃げる必要もない。この島が生き残る一番堅実な方法があれば、私はそれに従う」

エレンは無表情で聞いている。

「他に方法はなかった。でも、あの時、エレンがかばってくれて、みんなが動いてくれたから、、私はそれで十分だよ。」「お前が良くても俺は違う」「え?」

「世界を滅ぼす。すべての敵を、この世から。一匹残らず駆逐する!」

「そんなの間違ってる!島の外の人すべてが敵じゃないのに!あなたのお母さんみたいに、突然、何で殺されるのかわからない人がほとんどなんだよ!」

「わかってる。でも、憎しみによる報復の連鎖を完全に終結させる唯一の方法は、憎しみの歴史を文明ごとこの世から葬りさることだ。」

呆然と絶望の表情で聞いているヒストリア。言葉が出ない。

「お前に島のいけにえになるための子を産ませ、親子同士を喰わせ続けるような真似は俺がさせない」

自分の事を思うセリフを言われて、ヒストリアはやっと言葉が出た。

「私は、エレン、あなたを何としてでも止めないと!二度と胸を張って生きていくことができない」

「耐えがたいなら始祖の力で記憶を操作する。それまでお前が黙っていれば」

「そんなこと!」

「できるさ。お前はあの時俺を救ってくれた、世界一悪い子なんだから」

ここで、場面はまた転回する。エレンがジークと話し合っている。アッカーマンの特性について話し合っている。頭痛がするなどいう持病はアッカーマンにはないとジーク入っている。すると、ミカサにある頭痛の持病はアッカーマンの特有のものではなかったのか?

エレンはミカサにウソをついた。

それはエレンがミカサを切り離すためのものだったのか。ジークははっきりという、巨人を捻り殺せるぐらいお前が好きなだけだと。エレンはそれを冷たく聞いている。エレンはミカサが好きではないのか?

そして、エレンの意思がどうにもならないことがわかったヒストリアは最後の提案をする。

「私が子どもを作るのはどう?」

ここで、ヒストリアとの回想シーンは切れてしまう。ヒストリアと子どもを作ることに対してエレンはどう反応したのか?エレンはヒストリアと契って子どもを作ったのか?物語は明かしてくれない。エレンがヒストリアと子どもを作っていたなら、エレンはマーレ大陸に赴く前にはミカサを裏切っていたことになる。

そして、回想は戦場へと飛ぶ。エレンは、歯を食いしばり、自らの足を斬り、目をつぶして負傷兵になりすましたのだ。

それは、エレンが望んでいた事。エレンが死んでもみんなが幸せに生きていくこと。そのためにエレンは行動する。

ここまでで、マーレ編の最初へとストーリーがつながる。エレンがどのようにマーレへと渡り、イェレナやジークと会い、フロックを操ったのか。

エレンの回想が終了し、場面は艦隊がどこまでも並んでいる海の様子が写される。世界連合艦隊だ。地ならしの巨人を迎え撃つため、すべての戦艦を集めて大砲によって攻撃するために集められた。

一斉に響く大砲発射の音と、打ち出される砲弾。一部は巨人に命中するものの、巨人の数が多い。そして、巨人の強烈な蒸気にさらされると戦艦も人間もすべてが蒸発してしまった。

人類のすべての戦艦が巨人の前には煙となっていった。

沿岸では、兵士達が大砲を並べて、巨人に砲撃してみるものの、巨人は大砲の砲弾が当たっても何も動揺などしない。全く効果がないとわかると兵士達は逃げ出した。

逃げていく兵士がフト振り返ると遠くに何かが見える。あれは、巨人よりもさらに大型の巨人だ。

 

「し、進撃の巨人だ!」

巨人達は、人間の作った大砲を踏みつぶしていった。

「駆逐してやる!この世から!一匹残らず!」

エレンが愛していたのはミカサなのか?それともヒストリアなのか?

エレンは、アッカーマンについてのウソをついてまで、ミカサに自分を諦めさせて自らは世界を滅ぼす悪人となって島の住人を守り幸せに暮らしてほしいと願っていた。だが、ミカサはそのうちのひとりにすぎなかったのだろうか?特別な女性として愛してはいなかったのか?ここで、エレンがどうして世界を滅ぼす予定をヒストリアに伝えていたのか?という疑問が起こる。ヒストリアはこの事実を知っている必要があるような描写はなかったはずだ。知らないままでもよかったのにそれをエレンは伝えた。エレンにとって特別な存在はヒストリアであって、ミカサではなかったのではなかろうか?

 

次のシーズンはファイナルシーズンの完結編となる。長かった進撃の巨人も完結に向けて動き出す。

2022年冬期(1-3月期)アニメ 総合評価 

今期、2022年冬期(1-3月期)アニメの私的な総合評価について、推奨レベルで語ります。レベルは五段階で、☆5が最高、☆1が最低です。

☆☆☆☆☆ 鬼滅の刃 遊郭編

無限列車編で猗窩座との戦いに敗れ、煉獄を失った鬼殺隊。悲しみを抱えながらも、次の任務として音柱・宇随天元とかまぼこ隊が吉原・遊郭に潜入して鬼を探索する。激烈な戦いの末、上弦の鬼・妓夫太郎と堕姫を葬った鬼殺隊だったが、鬼殺隊側も激しく傷を負う。遊郭の様子などを美しい背景で描かれており、激しいバトルシーンを流麗な作画で描いて世界の話題をさらった。宇随や宇随の嫁達、そして鬼達の事情なども描かれて、単純な勧善懲悪とは違うストーリー展開もよかった。バトルシーンのすごさだけではなく人間性を描く意味でもアニメ史に残るレベルの名作として歴史に残るだろう。

鬼滅の刃 遊郭編第11話(最終回)「何度生まれ変わっても」感涙!悲しい妓夫太郎の過去。描かれた兄妹愛! - アニメ猫のアニメ日記

☆☆☆☆☆ その着せ替え人形は恋をする

コスプレ大好きな少女・海夢と人形師になる事が夢の五条のエッチで純情なドキドキハラハラのコスプレラブコメディ。自分の憧れのキャラになりきりたい海夢の要望によって、五条は海夢のためにコスプレ衣装を制作することになる。五条は海夢とコスプレ衣装の制作を通じて、いままで別の世界の人間だと思っていた海夢を知っていく。そして海夢は徐々に五条が好きになっていく。エッチなコスプレ衣装作成やら羞恥心がわけのわからない海夢のキャラがとても愉快である。各キャラの性格や演出がとてもおもしろくて、作画もきれい。コスプレに関する知識も身に付く?ついでにいうと、原作マンガも大きく売れ行きを伸ばし、かつ雛人形の売上げも大幅増となり、経済効果も抜群の2022年冬期の覇権アニメとなった。第2期製作が楽しみだが、第1期のデキが良すぎて第2期がこれを超えられるか。

「その着せ替え人形は恋をする」(着せ恋)がネットで大人気!コスプレコメディにドキドキ、ハラハラ! - アニメ猫のアニメ日記

☆☆☆☆☆ 進撃の巨人 The Final Season Part 2

第76話から第86話まで。パート2が終了し、パート3で完結する。物語がクライマックスへ向かって進行中。なんと10年かかって伏線を回収するという偉業?を成し遂げた。マーレがパラディ島に奇襲をかけ、エレンとジークの接触によって始祖の巨人の力を得たエレンは、地ならしを発動する。そして明かされた始祖ユミルの秘密。2000年前からのユミルの苦しみを止めるためエレンは導かれた。アギトの巨人を継承したファルコ。人々のために戦うキース。復活したアニ。かつて敵同士だった者達が世界を救うために、協力して行動する。多くの人々の運命が交錯する。エレンの真意はどこにあるのか?ミカサは愛する者を殺せるのか?多くの伏線が回収され、人々の思いが描かれた。

制作アニメスタジオがMAPPAとなって、作画は安定し、キャラはきれいに描かれるようになった。また、バトルシーンもさすがのアクションのマッパといえるデキの良さ。原作の細かい設定や伏線も、きちんと再現し、かつ物語のわかりにくい部分はアニメオリジナル部分で補完していくというアニメ化の理想といえる制作方針だった。見事というしかない。

進撃の巨人 The Final Season Part 2 第86話「懐古」 解説と考察。壮絶アクション。フロックの最後。マガトとキースの仕事! - アニメ猫のアニメ日記

☆☆☆☆ プリンセスコネクト!Re:Dive season 2

手書きに拘って細かい作画をしながらCGも使っている金城監督作品。シーズン1では明かされなかった秘密がシーズン2で明かされることを期待したが、さほどの内容的な進展はなくちょっと肩透かしだった。見どころは、美食殿をはじめとした各ギルドメンバー達の交流や世界の謎をみて解き明かされていく所だろうか。シーズン2は作画にはより磨きがかかったような切れ味で、動きが細かくなった。監督のコメ作りとかおにぎりに対する拘りもおもしろかった。

☆☆☆☆ ヴァニタスの手記(第2クール)

第二クールは、ジェヴォーダンの森でのクロエ・ダブシェのお話編と、パリに戻ってのヴァニタスの弟分のミハイルのお話編のふたつのエピソードが語られた。クロエ編では、ジャンヌの生い立ちが描かれ、ジャンヌとヴァニタスがより親密になって恋仲と言っていい状態になった。ヴァニタスはまさかの恋煩いに落ち込んだ。ジャンヌは完全に恋する乙女になっていった。クロエとジャン・ジャック、アストルフォなどのキャラクターのエピソードも語られた。ミハイル編では、謎だったヴァニタスの生い立ちがついに明かされた。ヴァニタスはドクター・モローの人体実験に供されていたが、その時に同室だったのがミハイルでありミハイルもまたドクター・モローの実験の犠牲者だった。彼らを救ったのが蒼月の吸血鬼だ。ミハイルもまた、ヴァニタスと同じような「ヴァニタスの書」を持ち、吸血鬼の真名を崩して吸血鬼をコントールする能力を持っていた。

しっかりとしたキャラクター描写ときれいな作画で見ていて飽きない。ヴァニタスとジャンヌの純情なラブコメ、ヴァニタスとノエの微妙な友情、吸血鬼やシャスール達の運命や人間関係などが見どころだろうか。

「ヴァニタスの手記」 ダークファンタジーとエロラブコメが一緒の作品。吸血鬼を救う設定が新しい - アニメ猫のアニメ日記

☆☆☆☆ ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン

ジョジョの奇妙な冒険 第6部。空条承太郎の娘の空条徐倫が主人公。アメリカ・フロリダにある刑務所を舞台に、スタンドバトルを展開する。計略によって無実の罪で刑務所に入れられた徐倫だったが、父親の承太郎を救うためにホワイトスネイクと戦う。作画がきれいに描かれており、動画も適切に動いており動きが丁寧。原作に忠実に映像化を心掛けていると思う。ジョジョファンには楽しめるアニメだろう。まだ前半クールのみ放映で、後半は来年の放映らしい。

☆☆☆☆ ハコヅメ~交番女子の逆襲~

交番女子を主人公にすえた、警察官の日常をコミカルに、そしてシニカルに描く傑作警察コメディ。日和見にがんばらないで過ごしたいのに、なぜか全力で働らかされてしまう新人婦人警官の河合が警察組織のブラックさにめげそうになりながらもがんばる姿が、なぜか物悲しい。警察が舞台だが、日本のブラック企業を代表しているようで、多くの人の共感が得られていたようだ。

☆☆☆☆ 王様ランキング

漫画投稿サイトからスタートしたWebマンガが原作。絵本のような単純化された絵柄ながら、結構エグい展開もあるし、泣かせる場面もたくさんあった。王子ではあるが、生まれながらに耳が聞こえず、口もきけない、そして力もない少年ボッジが、冒険をしたり、友情を育んだりしながら成長して活躍する。ボッジを助けるサブキャラがたくさんいて、サブキャラの魅力も見どころか。また、ボッス王の無茶なほどの怪力っぷりとか、マンガらしいバカバカしいまでの表現が随所にみられ、みていて愉快だった。お話は終盤が駆け足っぽかったが、2クールでなんとかうまくまとまったと思う。第二期の制作には原作が足りないかな。

☆☆☆☆ 天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜

はからずも赤字弱小国家ナトラの再建をやらなければいけなくなった王子ウェイン。本心では別に国家の再建はやりたくないのだが、とにかくやってみると実行する作戦という作戦がことごとくうまくってしまうというラノベっぽい御都合主義展開で物語が進む。美少女の相棒・ニニムとの掛け合いやら、各国の首脳との駆け引きのおもしろさが物語を盛り上げている。ウェインや各国のいろいろな背景など、現在のヨーロッパあたりの権謀術数を巡らす様子やらが戯画化されたおもしろさを醸し出す。アニメの動画枚数は少ないようで動きはそんなにないが、キャラがおもしろいかな。やなぎなぎ×THE SIXTH LIEによるオープニングテーマ「LEVEL」もよかった。

☆☆☆ 86-エイティシックス-

最後の2話分が、予定より三か月遅れて放映された。制作上の都合ということだったが、総集編も一回あったせいか、人気が落ちたのが残念。第一話でこの作品独特の用語がよくわからない部分があったりしたが、物語が進むにつれて設定が徐々に明らかになっていく過程はおもしろい。個人的には1クール目までの盛り上がりが良かった。しかし、2クール目からの流れがまったく変わってしまった。2クール目のキャラの掘り下げがいまいちだったか。2クール目でレーナが登場しなくなったのも、印象が薄くなった。三か月たっての最終2話のでの展開は、ご都合主義だったがまあよかった。

☆☆☆ 錆喰いビスコ

ラノベ小説が原作だが、ラノベには珍しい少年マンガ風熱血系の設定や展開。大変動で滅びてしまい生態系も乱れに乱れた後の日本が舞台。サビという病気が各地を襲い、人々を蝕んでいたが、この病気の特効薬を作ろうとする、キノコ守りでお尋ね者のビスコと、医者のミロが手を組んで、冒険の旅に出る。設定的にはロードムービーっぽいのだが、その要素はいまいち描かれなかったか。野生児のビスコや医者のミロのキャラ、キノコ守りのキノコを使った戦い方や奇妙な生態系など、アニメらしい自由な設定がおもしろい。終盤のストーリーがいまいちなのと、各キャラの掘り下げがあまりないのが残念。

☆☆☆ 明日ちゃんのセーラー服

漫画が原作。セーラー服が大好きで、セーラー服愛にあふれた作品。主人公の明日小路が私立の中学校に入学するところから、中学校での学友との交流などを明るく肯定的に描く青春物。青春物というのがどのような内容なのか放映前には、比較しにくかったが、アニメ的には各キャラクターの人気でひっぱるアイドル的なアニメといえるだろうか。主人公をはじめ、各キャラの描写はきれいに丁寧に時にエロチックに、描かれていて、スタッフの思い入れがエロ含めていろいろうかがえる。登場人物達は嫌な事や困難に立ち向かうといったことはなく、女子同士の恋愛のような百合物というほどの部分もないので、やはりアイドル的なアニメといえるかな。

☆☆☆ 失格紋の最強賢者

ラノベ小説が原作をアニメ化。原作のサブタイトルは「〜世界最強の賢者が更に強くなるために転生しました〜」であり、そのまま基本設定を説明している。世界最強だった賢者がもっと強くなるために、転生するところから物語が始まる。転生して、少年として生まれ変わった時には前の時代から数百年が過ぎていただけではなく、魔族が人類を侵略しようとしており、魔法の技術は衰退していた。主人公・マティアスは最初から最強レベルなので戦闘でハラハラするということは少ない。マティアスの仲間のルリイとアルマそしてドラゴンのイリスの可愛さなどがウリだろうか。女の子キャラは増えないのでハーレム要素は少なめ。当初、説明される魔法理論など複雑そうであるが、基本はマティアスがきちんと説明してくれる。カワイイキャラ達の冒険と活躍が見どころ。物語の後半は絵があまり動かなくなっていったので、作画スケジュールなどきつかったのかもしれない。

☆☆☆ 賢者の弟子を名乗る賢者

ラノベ小説が原作。第一話で、当初は老賢者だった主人公がなぜか美少女・ミラに変身してしまい、その変身後のストーリーをおよそ10数分にわたってセリフなしで描写するという冒険的な演出が話題となった。第2話以降はこのような演出はなくなり普通の異世界系アニメの演出となり、主人公ミラが召喚術や格闘術で活躍していく。一応、ゲームからログアウトできなくなったという設定はあるのだが、特にその謎を解くといった設定はあまりストーリーには関係がないようで、ゲームプレイヤーの九賢者という設定もセリフにはあるものの、あんまりストーリーには絡んでこない。ミラの可愛さと活躍、召喚される召喚獣などを楽しむアニメといえよう。

☆☆☆ リアデイルの大地にて

ラノベ小説原作。原作小説は「小説家になろう」で2010年から連載されたもの。なのでラノベとしては古参なのだがアニメ化が遅れた。事故で半身不随となり病室で長期間過ごしていた少女が主人公。ゲームの世界へと取り込まれたが、ログアウトできずに200年経ってしまった異世界での冒険譚。異世界の設定は、エルフやらドワーフなどのいまでは標準的な異世界の設定の設定なので、とまどうことはないが新しさを感じる部分も少ない。演出は基本的に明るくわかりやすく、エログロなどはないので、家族で見ていても気まずくなることはないだろう。200年間の休眠から目覚める前には、三人の子育てをやっていたり、ゲームの冒険をやっていたり、というところは描かれていなかったかな。半身不随の身から自由に冒険に出られるようになった喜びとかがあんまり描かれなかったな。

☆☆☆ 怪人開発部の黒井津さん

漫画原作。悪の秘密結社アガスティアの怪人開発部で怪人を開発している黒井津さんを中心とする悪の組織と各地のローカルな正義の味方達と戦いを描く、おバカなコメディ。日本の会社のブラックだったりホワイトだったり、しようもない所だったりをマンガチックに描いていく。開発した怪人を正義の味方と戦わせるのだが、たいてい怪人側が負けてしまう。アガスティアは、日本の企業のダメな所、部署の分け方が細かくわけがわからなかったり、ハンコを押して回らないといけなかったりと非効率な部分が残っている組織だったりする。みんなで居酒屋に行って飲み会をしたりするが、怪人達は普通の人間とは違うので、普通に過ごすことはできない。主人公の黒井津さんは限られたた予算のなかで精一杯、怪人を開発するが、やっぱり何か問題がある怪人にしかならない。正義の味方は、普段は牛丼屋のバイトをしていて、黒井津さんもよくこの牛丼屋さんを利用していてお互いの正体には気づいていないものの、ちょっといい人だと思っている。登場する正義の味方は、実在する各地のヒーローを登場させ、声優も当人が担当している。

作画が後半は乱れまくりで、かなり苦しい制作現場だったのかもしれない。ギャグアニメとしてはあんまり尖っていないが、ほのぼのっぽいエピソードや、企業戦士に共感されそうな内容もあっておもしろいかもしれない。

☆☆☆ 時光代理人 -LINK CLICK-

中国で大人気を取ったアニメ。日本人好みのキャラデザ、人情味あふれる展開、現代的演出、現代中国を扱った題材など注目作。画面サイズが横長の映画サイズ。原画、動画、演出などいままでの中国アニメに比較してレベルが高い。監督・脚本は中国人だが、スタッフにはちらほら日本人ぽい名前もあるので純正の中国アニメともいえないか。サスペンス調の展開が人気ありそう。ストーリー的には完結していないまま第1期終了。個人的には横長の画面サイズを生かしきれてない構図設計が残念だった。がんばってはいたが。

☆☆☆ 異世界美少女受肉おじさんと

ラノベ小説原作。異世界に召喚されるタイプのお話。異世界召喚物なのだが、二人召喚されるうちの一人が美少女に性転換されるという設定が新しい。一歩間違うと友情がBL物になってしまう危うい関係のラブコメっぽいがラブコメじゃないギャグアニメ。ギャグは一本調子になりそうだったが、なんとかまとまっていた。メインキャラより、サブキャラの方がおもしろいキャラがいたような気がする。キャラの掘り下げがもう少しあってもよかった。また、もう少し笑える要素があったらギャグアニメとしておもしろかった。

☆☆ ドールズフロントライン

ゲームのアニメ化。戦闘人形の美少女達が人類に反抗する人形達と戦う。シリーズ構成に倉田英之。戦闘専用の人形だから別に美少女である必要はなさそうだがそうなっていて、名前は基本的に銃の名前という振り切った設定。メインのキャラクターになるAR戦隊は人間的感情があるということになっており、戦闘人形の感情表現が描かれている。ストーリーは人間側の、グリフィン人形と、人類に反抗した鉄血人形達のとの戦闘がメインとなるが、鉄血人形がなぜ人類に反抗したのか、鉄血人形がどこで生産されているのかなどの、細かい描写は描かれなかった。ミリタリー好きな人にはいいかもしれない作品。

☆☆ ありふれた職業で世界最強 2nd season

ラノベ小説のアニメ化、第2期。第2期になって制作アニメスタジオがstudioMOTHERとなり、CG作画のレベルが良くなった。第1期は、主人公・ハジメがいじめられっ子からワイルドで強くなっていく過程が描かれたし、ワイルドギャグもあったが、第2期からはその要素は影をひそめ、ちょっとキャラが弱くなった。幼馴染キャラがハーレムに加わったが、あんまり活躍しなかった。誘拐された幼女を親元に返す以外のタスクがいまいちよくわからない。主人公の目的とかはあったのだろうか?同級生達の目的や存在意義というかストーリーへの絡み方もよくわからないまま終わった。

☆☆ スローループ

いわゆるキララ系マンガ原作。釣りと家族を描くアニメ。片親家庭同士が再婚して、連れ子同士が姉妹になる。釣りのうんちくを語るのはいいんだけど、キララアニメにしてはいまいちうまい雰囲気を作れていなかったと思う。小春のキャラがいまいちだったせいかだろうか。

☆☆ 終末のハーレム

エロなストーリー展開で話題となった漫画が原作。第1話が放送された後に、あまりに過激な原作マンガから表現上の問題があったのか、第2話以降の放送がしばらく延期された。その後の第2話以降は、画面には修正用の黒塗りがほどこされたテレビ放映版と、Web配信版と、無修正版の三つのバーションで放映された。基本的にはマンガ原作をアニメ化しているようだが、原作マンガ自体がストーリー展開よりもエロ表現に力を入れているので、お話は進まない。本来なら、人類が作った殺人ウイルスと戦うという時節柄、とてもおもしろい題材なのだが、なかなか切り込むのは難しかったかもしれない。エロ表現も、表現の限界に挑戦する、というほどのものではなかったみたいだ。

☆☆ 平家物語

監督が山田尚子、脚本が吉田玲子、キャラクター原案が高野文子、アニメ制作スタジオがサイエンスSARUと一流のスタッフを集めた誰もが知っている日本文学の古典「平家物語」をアニメ化。味わい深いキャラデザ、キレイな背景や舞台の描画、などが見どころか。物語の道化回しとなるビワ法師の役どころを女の子のビワにして、未来が見えるという設定が新しい。ビワは未来は見えるがその他の超能力はなく、現状を変更することができず、もどかしさを感じることになる。ストーリーは基本的には平家物語の史実通りに進む。ビワの設定以外はあんまりオリジナル要素は少ないか。山田尚子監督のジョンダー観や、山田玲子の世界賛美調など、いつもの制作スタイルは変わっていないが、平家物語という題材にはいまいち合っていなかったかもしれない。平家物語は平家が滅びていく虚しさや悲しさを描く物語のはずだが、今回のスタッフは「世界は美しい」ことを描きたかったようだ。

☆☆ 最遊記RELOAD -ZEROIN-

最遊記シリーズの一作。ヤンキーぽい三蔵と子どもっぽい孫悟空。マカロニウエスタンや西部劇のような世界観。お話はそこそこ安定しているし、絵柄も安定している。世界観が好きな人にはいいかも。

☆☆ 現実主義勇者の王国再建記 第二部

人気シリーズの第2期。ラノベ小説原作。タイトルそのままに異世界に召喚された主人公・ソーマが、落ちぶれている王国の再建で四苦八苦する様子を描く。第1期でのキャラはそのままで、国内の内戦の様子などを描くが、全体的に動画の枚数が少なく、動きのあるシーンが少ない。結果的に止め絵的な部分が多くなり、キャラが対面で会話しているシーンが増えていた。ほぼセリフだけで完結するような回もあり、アニメ的な魅力には乏しい。ストーリーも、異世界に現代のアイデアを導入するだけっぽいのが多いので、ちょっと退屈だった。ラスト回で大きな秘密が明かされるのだが、これも対面形式のセリフが紙芝居的に説明されるのでちょっと惜しい。プロットは悪くないので、ドラマチックにストーリーを運ぶ脚色や構成の工夫が欲しかった。

☆☆ 薔薇王の葬列

マンガ原作。Wikipedaによると、原作マンガはウィリアム・シェイクスピアの史劇「ヘンリー六世」および「リチャード三世」を原案とした作品で月刊プリンセスに連載された。史実におけるリチャード三世は、このアニメの設定とはいくつかの点で異なっている。遺伝学的解析によればリチャード三世は青い目で金髪の可能性が高いがアニメでは違った設定となっている。ストーリーは15世紀のイングランドで、赤い薔薇のランカスター家と白い薔薇のヨーク家の争いの薔薇戦争を舞台として、リチャード三世の苦悩を描く。男でもあり女でもある二つの性を持つ体のリチャードは、その特異な体ゆえに母からも愛されず、男として生きることに苦悩を抱えていた。

特異な体ゆえに愛を得る事ができないリチャードの不幸が繰り返して描かれる。リチャードの愛する人との間に愛を成就することがかなわない悲哀がみどころか。歴史的に有名な薔薇戦争を描いたということでヨーロッパでは人気がある作品。まだ完結ではなく、前半クールが終了。

☆ TRIBE NINE(トライブナイン)

ゲームとのメディアミックス作品。エクストリーム野球という野球をベースにしたゲームによる戦いや勢力争いを描く。ここでのエクストリーム野球は野球をベースにしたものではあるが、実際は完全にバトル物と言った方がいい。ストーリー的に何を描きたいのか焦点がみえにくい。

☆ CUE!

ゲーム原作。ゲームが原作なのだが、連動するはずのソシャゲーのサービスが停止してしまった。ゲームは声優の育成するもので、アニメでも声優としての活動をする。アニメも十人以上の声優のタマゴもしくは新人声優が声優の仕事で出会う困難を解決しながら働いていく様子を描いていく。声優事務所に所属してレッスンを受けるところから物語が始めるが、いきなりオーディションを受けることができるようになったりする。オーディションを受けるだけでもかなりラッキーだと思うが、いきなり受かって役を貰えるとか声優業界の競争率の厳しさを考えると、ラッキーを越えてファンタジーに思えてしまう。実際、描かれるエピソードはリアルよりはファンタジー寄りの内容が多かった。声優業界の苦労も、アフレコ現場でのものは描かれたりした。しかし、そこに至るまでのもっといろいろとあるはずの苦労はあんまり描かれず、リアルさがないので、いまいち共感ができなかったな。

☆ 東京24区

東京湾に作られた24番目の新しい行政区画24区を舞台にして、主人公三人の活躍を描く。初回が一時間スペシャルで、三人が超人化して活躍するヒーロー物なのか、と思わせたがそうでもなかった。途中で、放映中止回があったり再放送があったりして、制作が間に合わない所があったらしい。都市サスペンス的展開や、SFホラー的展開や、人情噺やら、いろいろな要素を詰め込もうとしているのはわかるが、結局、何が描きたかったかは伝わらない状態ではなかったろうか。

☆ 殺し愛

マンガ原作。殺し屋達が織りなすサスペンスとうたっている相方のシャトーは明確な殺し屋業を生業としていない。全体的にストーリーの進展が遅く、ストーリー構成もわかりにくく、何を描いているのかわかりにくい。ラブサスペンスをやりたかったのだろうが、どちらかというとラブコメとして描いた方が面白かったのではないだろうか。

☆ オリエント

マンガ原作。仮想世界のサムライが刀バトルするアクションアニメ。侍が出てくるのだが、日本の歴史とは違う世界で、バイクに乗っていたり、竜が出てきたり、と異世界物に近いか。ストーリー展開に唐突かなと思う物が多く、ちょっと感情移入がしにくかった。

総評

ラノベ小説原作作品が増えて、安定した人気を得る作品が多かった。基本的な異世界設定、エルフが居るとか、怪物を倒すとドロップアイテムがあるとか、などはどの作品も共通するような設定が多くて、とまどうようなことは少ないが、逆に新しい印象が少ない。異世界物はラノベ小説などでも多量に生産されており、そろそろ飽きられる頃ではないだろうか?性転換物、みたいな設定が、「賢者の弟子を名乗る賢者」と「異世界美少女受肉おじさんと」の二つがあった。小説原作の場合は、もう少し人物の掘り下げがあってもいいと思うが、これが少ないので、アニメになっても何かが物足りない印象になる。

このクール(2022年1-3月)では後半に、作画が乱れたり、放映延期となる作品が目立った。アニメ業界全体で作画制作が遅れたのかもしれない。

「鬼滅の刃」、「その着せ替え人形は恋をする」、「進撃の巨人」などは海外でも大人気で、それ以外にも海外で人気作品はある。日本で人気のものはおおよそ海外でも人気があるようだ。歴史物などはヨーロッパなどでも人気がある。

成功するアニメは、一貫して言えるが、ストーリー構成やキャラの設定などをしっかりと練っている。脚本にも手間をかけている。また、原作がある場合は原作をよくよく検討して、かつ必要な時にはアニメオリジナルの場面を入れる。当たり前のことなのだが、これができないと人気アニメにならない。

 

山田玲司が進撃の巨人の原作者・諫山創を語りつくす。世代論からみた諫山創。

漫画家 山田玲司さんが進撃の巨人と諫山創を徹底的に論じた!

映像は、長時間版と、斬りだし版があり、長時間版を視聴すると切り出し版はみなくてもいいようになっています。

諫山創はどこからきたか?

【進撃の巨人】諫山創はどこから来たか?(大分ではある)【山田玲司のヤングサンデー 切り抜き】 - YouTube

世代的には1986年代。九州の大分県の日田(ひた)市。日田市の観光用の夕焼け写真がそのまま進撃の景色だった。大嫌いだけど大好きな故郷。盆地。サッカー部で挫折して落ちこぼれ。田舎町のロック少年じゃないか。立体起動装置はゲームのゼルダのフック装置そのままじゃない?エロゲ(マブラブオルタネイティブ)が元ネタ。自然が残酷だってことを知っていて、虫からみて世界。目がおかしい。視界が歪んでいる?歪みがある。絵に整合性がないのが良い。抱えたマイナスの力で描いている。恥ずかしくない誇り高く生きたい。初期にマンガの修行をして、新人マンガ家が犯す間違いがそのままだが、おもしろいから良い。世相が暗くなっていった1990年代に中学生だった。2006年に進撃の巨人で佳作を取った。巨人は外資のGAFAだ。シンクロニシティだ。リヴァイは少し上の半目世代。調査兵団はホグワーヅ。制服大好き。マジメ。階級地獄。ノイローゼ。戦うか死ぬか。追い込まれているのがこの世代の特徴。叫びは本音。86年世代にはたくさんいる。シニカル。吾峠さんは3歳下。魂の叫び。

講談社のコミックス売上げ一位!

【進撃の巨人】漫画家だからわかる諫山創の類稀なる感性【山田玲司のヤングサンデー 】 - YouTube

壁って何なの?核兵器?日米安保?第1話の段階でラストまで作ってた。読む人を傷つける。壁って何?意味を問うマンガ?意味がなかったらだめだ。謎の巨人の侵略。食べられる人間達。電気と魔法がない世界。前の世代は、デジタルエライだった。クラシック好きな世代が始まった。象徴主義。現代日本論。本音絶叫。出てくるものすべてに何かしらの意味がある。非常に奥行きがある。ミステリーのやり方。徐々にみせていく。演出力。進撃の巨人が描いているのは現代日本。ダークファンタジーで描いている。父性的な魂の叫び。絶叫マンガ。ロックンロール。現実主義でエモくない。吾峠さんはエモい。諫山「恋愛、恋愛ってバカじゃないかと思うんですよね」、社会派だ。パワフルな若者のロックンロール。エレンが怒り、アルミンが恐れ、ミカサが決意。悲しみは三人とも抱えている。絵が下手な仲間。諫山さんはアルミンが近い。物語が進むと自分の中にエレンがいたことに気付いた。山本沙代監督のエンディングのアニメの木炭デッサンが一部採用?ミカサが初めて人を殺す。ナイフの意味。世界を変えたナイフ。進撃の前のメガコンテンツ。ワンピースとドラゴンボール。明るかった。世界が一変してしまった。諫山さんの下の世代は全く違う。

進撃の巨人・鬼滅の刃・エヴァンゲリオンの共通項

進撃の巨人・鬼滅の刃・エヴァンゲリオンの共通項を発見しました【山田玲司のヤングサンデー 切り抜き】 - YouTube

進撃の巨人と共通する作品。世間は不安に満ちていた。パニック世代。精神的にシンクロしている。描かれているのは暴力、人間不信。デビルマン、人間が怖い。グロさ、残酷さ、裏切り、のなかで誇り高く生きるという、見たいものと見たくないもののバランスが良い。内ゲバもの。3歳年下の吾峠さんは母性が入っててやさしい。魂の叫びが入っている。進撃は父性で、鬼滅は母性。お父さんとお母さん。バブル後世代の絶望と意味のない努力への疑問。資本主義は成長するファンタジーがあった。新現実主義vs新自由主義。

憲兵団は新自由主義。サシャの意味が重い。過剰な身体欠損描写。リスカ。ウソの世界。リストカット。カッターで戦う。ラングレーの子どもたち。エヴァの中で現実主義で戦う。

切り出し映像。カッターで戦うってことは、リスカ世代なんだ!ラングレー世代の申し子じゃないか!

カッターで戦う作品に隠された現代の子供達の叫び【山田玲司のヤングサンデー 切り抜き】 - YouTube

解説が延長戦に入りました。長時間版 進撃はガンダム、エヴァになれるか?

https://www.youtube.com/watch?v=_KacSUs_dCw

進撃はファーストガンダムクラスになる。命がけで描いている諫山さん。戦争を「娯楽」にする気がない。死の恐怖。怒り。組織批判。イラつく人々、狭い人間関係。モラトリアムがなかった世代のエレン。エレンは九州男児。進撃は「起承転転転転転、、、」。終わりまで作ってて隠しているからこうなる。人気出なかったら終わりの構成。連載は命がけ。作家には作りこみが好きなタイプがいる。このタイプは世界を作る。創作世界の神。設定執着派。連載が週刊じゃなくて月間だったのは大きい。伏線が長く張れた。ネームを作りこめた。ジャンプに持ち込んで、「ジャンプを持ってこい」と言われた。狂った父親。手塚のテンマ博士、ガンダムのお父さん、エヴァの錨指令など父親が狂っている。ガンダムはグッズ優先、進撃は生理的違和感優先。ロードオブザリング感も。たくさんのメタファー。大人の世界。残酷な東京。残酷なマンガ業界。グローバル市場。が三重の壁。不安・不満・怒り。日田市、大分県、九州、平成日本の三重の壁。衝撃の体験から議論して、心の叫びの繰り返し。世界観が「蠅の王」、小説。人間の本質は残酷なんだ。人間の本質は善なのか?残酷な世界で生きていることは奇跡だ。諫山弁は、おもしろい。安西先生がいないので自分で言わないといけない。共食い。食物連鎖を表している。ここまでしてリアルを感じる。理性と野生。リヴァイは東京に上京してて現実の厳しさを知っている。無駄な努力だったのか?と疑問。努力はすべて無駄なもの。無駄な努力はないの反対。デビルマンと魔王ダンテが出てくる。神様に対して懐疑的。イビツな思春期。エレンは度胸一発九州男児。アルミンは分析・戦略・言語力。餌山さんはアルミン。ミカサはメーテル。理想の綾波。エレンはミカサ(女)に頼りたくない。正しきドーテー。鉄郎も九州男児。日本人は考える事が怖いんだ!「巨人ではなく、人間同士の殺しあいで滅ぶ」。いろんな要素の集合体が進撃。ジャン、コニー、サシャは同級生。欠損する、痛みで目が覚める。何かを失うことで何かを得る。どうして外の世界にでたいのか?この世に生まれたからだ。直球で言っているのは、生きられてないから。生きる意味を求めている。

部分斬りだし・九州男児のエレン

【進撃の巨人】理想の女・ミカサに冷たい?女性蔑視?エレンが冷たく当たる本当の理由【山田玲司のヤングサンデー】 - YouTube

【進撃の巨人】壁と無駄な努力の描写が苦しいほど現代を象徴している【山田玲司のヤングサンデー】

https://www.youtube.com/watch?v=Ecy17Eczxzg

 

【進撃の巨人】ガンダムとの共通点が根深い諫山創の命がけの裏話【山田玲司のヤングサンデー 切り抜き】 - YouTube

これは象徴主義。何かを象徴している。ミステリーみたいに明かしていく。

【進撃の巨人】諌山創が世の中の浮かれている奴に苦言!!「恋愛とかって馬鹿じゃないかと思うんですよ」【attack on titan】【山田玲司/ヤンサン/切り抜き】 - YouTube

現代日本論。本音を絶叫していく。ロックンロール。

諫山創語録「恋愛、恋愛とかってバカじゃないですか?」

進撃の巨人が成功した理由のひとつ:月刊誌に連載

【進撃の巨人】諫山創がジャンプに持ち込みした日【山田玲司のヤングサンデー】 - YouTube

月間マガジンに連載なので、ネームをじっくり練りこむことができた。長い伏線とか張れた。これが週刊ジャンプだったらできなかった。ジャンプには「マンガもってくるな、ジャンプ持ってこい」と言われた。

世代的に80年代。日本人の幼児化を止めた偉大なマンガ

https://www.youtube.com/watch?v=OEXusjF9y1c&t=11s

なぜ日本人は『幼児化』していったのか?そしてその現象を食い止めた凄い漫画【山田玲司のヤングサンデー 

長時間解説版。歴史からみて、日本人は幼児化していった。

【神回】なぜ日本人は『幼児化』していったのか?そしてその現象を食い止めた凄い漫画【山田玲司のヤングサンデー 】 - YouTube

同じ動画だけどレイジチャンネル版

※特別全編公開※「幼児化の終わり・諫山創とONE」【ディスカバリーレイジチャンネル】2022年3月1日

https://www.youtube.com/watch?v=nVNifKPctQU

子どものままではいられなくなった1980年世代。

日本人の子ども化の流れ。手塚、水木先生あたりが第一世代。赤塚、藤子、トキワ荘世代。ロマンとユーモアを求める。赤塚先生は残酷を知っていた。永井豪、本宮ひろし、劇画時代、そして少女マンガ家、団塊世代。第二世代。反差別、反階級、反物質主義。大学生ぽい。アウトサイダーの美意識。ガンダムがそれを壊した。ガンダムの主人公は反体制のシャア・アズナブルだったのでは?第三世代。オタク第一世代。うる星やつら、鳥山明、重い団塊世代へのカウンター。日常は美しい。第四世代、バブル崩壊90年代。スラムダンク、デスノート、幽遊白書、セーラームーン。中学生。君たちは強い。天才ですから。死なない孫悟空。現実社会からの離脱。ポケモンからペンギン村から異世界へ。さらに壁の中に入っていく。進撃は壁の構造の中の階級がある権力構造。第5世代、00年代。小学生。エンデのモモ。わかりやすい子ども、幼稚。麻酔系。俺たち、という虚構。現実の地獄の中で。なので、萌え系とパリピ系に逃げた。進撃の巨人で止まった子ども化。同時にワンパンマンとモブサイコもはねた。社会的意識よりもわかりやすさの時代。

 

ナウシカを超える「進撃の巨人」〜中盤に込められた現代日本「7つの大罪」“進撃”徹底解説wall.2【山田玲司-351】 - YouTube

 

【進撃の巨人】可哀想すぎるエルヴィンの生い立ちと生き様に同情する山田玲司!【山田玲司/ヤンサン/切り抜き】 - YouTube

 

【裏話】漫画家だからこそ気づいた進撃の巨人の作り方!【山田玲司のヤングサンデー 】 - YouTube

 

【進撃の巨人】この中に毒親からの解放がテーマのキャラクターがいます【山田玲司のヤングサンデー 切り抜き】 - YouTube

 

進撃の巨人の仕事論が泣ける

少年漫画とは思えないほど働く男達の叫びを代弁した漫画が泣ける【山田玲司のヤングサンデー 】 - YouTube

ライナーは多重人格だよね。PTSD。敵と知り合ったために起きた、人格の分裂。兵士は職業だ。戦士でいなければいけないベルトルトが「誰か僕らを見つけてくれ」という苦悩。

ウィークリーアニメランキング 2022年3月第4週版(2022年1-3月期)

先週のランキングはこちら

ウィークリーアニメランキング 2022年3月第3週版(2022年1-3月期) - アニメ猫のアニメ日記

GEMランキング

集計日2022年3月19日-3月25日
調査方法:約7000人からアンケート調査

  1. 進撃の巨人 →
  2. 鬼滅の刃 → 
  3. 王様ランキング →
  4. ドラえもん ↗
  5. 名探偵コナン ↗
  6. その着せ替え人形は恋をする 
  7. ワンピース
  8. 呪術廻戦 →
  9. ハコヅメ ↗
  10. 平家物語 →
  11. からかい上手の高木さん
  12. ジョジョの奇妙な冒険

進撃の巨人が第1位を維持。鬼滅の刃も最終回から長い時間が経っても第2位を維持。人気が安定している。王様ランキングが先週に続き第3位。ドラえもんは映画の人気があって第4位。着せ恋は順位を上げて第6位。平家物語が第10位に入り、一般の人にも受け入れられているようだ。

dアニメストア 視聴数ランキング

集計日:2022年3月21日-2022年3月27日

2022年1-3月期アニメのみ集計

アニメのみ抽出

  1. その着せ替え人形は恋をする →
  2. 失格紋の最強賢者 →
  3. ありふれた職業で世界最強 2nd season →
  4. リアデイルの大地にて →
  5. 天才王子の赤字国家再生術 →
  6. 賢者の弟子を名乗る賢者 →
  7. 進撃の巨人 The Final Season → 
  8. 異世界美少女受肉おじさんと ↗
  9. 終末のハーレム<無修正Ver.>
  10. ハコヅメ~交番女子の逆襲~ →
  11. 明日ちゃんのセーラー服 →
  12. からかい上手の高木さん3 →
  13. 86-エイティシックス- ↗
  14. スローループ
  15. 怪人開発部の黒井津さん →
  16. 殺し愛 →
  17. プラチナエンド →
  18. 錆喰いビスコ →
  19. プリンセスコネクト!Re:Dive season 2  ↗
  20. 平家物語 ↗

第1位から第7位まで先週から順位変わらず。第8位に異世界美少女受肉おじさんとがひとつ順位を上げて入った。終末のハーレムも第9位に入っており人気はある。86-エイティシックス-が順位を上げて、第13位に入った。放送延期がなかったらもう少し順位が上だったかもしれない。

全体として、世界的に人気作品だけではなく、ラブコメ作品なども良質な作品が多く作られたクールだった。原作は、なろう系などのラノベ小説原作作品が多く制作され、安定した人気を獲得していた。異世界物アニメが多いが、傾向としてはそろそろ飽きられてくる時期かもしれない。世相的に戦争を扱った物も増える傾向かもしれない。プリンセスコネクトなど手書きとCGをうまく組み合わせた作品も目立つ。

NETFLIX 日本地域ランキング

2022年3月21日-27日

アニメのみ

先週に続き、アニメはランキング入りしたものはなし。

 

進撃の巨人 The Final Season Part 2 第86話「懐古」 解説と考察。壮絶アクション。フロックの最後。マガトとキースの仕事!

前回はこちら

進撃の巨人 The Final Season Part 2 第85話「裏切り者」 解説と考察。世界を生かすために殺す。矛盾と裏切りと暴力と - アニメ猫のアニメ日記

「やっぱりダメか、、なぜこうなるんだ?」「人から暴力を奪うことはできないよ、ねえ?兵長」

オニャンコポンの言葉にはできれば戦闘はせずに平和裏に解決したかった思いがにじみ出ていた。

「裏切者!なんでだよ!!俺たちは仲間じゃないのかよ!!」「お前たちは仲間だよ!!でも、、おれは、、」

やはり始まってしまった戦闘。

人のために働く兵士になるため、仲間を撃ち殺してしまったコニー。後悔する時間すら与えられることはなく戦闘で人が死んでいく。その時、ハンジは地下で驚きの事実を聞いていた。飛行艇を飛ばすためにかかる時間は一日である。整備の設備があれば半日だ。アズマビトの技術者の答えだ。しかし地ならしは予想以上のスピードで進行中だ。全世界の踏み鳴らすまで4日程度だろうか。ここでクルーガー派と戦闘をしながら一日かけて飛行艇を整備して飛ばしても、レベリオを救うには間に合わない。そもそもエレンの居る場所がわからない。

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マガトが言っていたが巨人の力は数時間しか持たない。これも重要な要素で、飛行艇の整備に半日とか一日かかるのであれば、その間攻撃を耐え忍びながらの作業となる。これは事実上不可能であるということだ。

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すべての状況が手詰まりと思われたが、キヨミがアイデアを出した。

大陸側のオディハにはアズマビトの所有する格納庫がある。そこまで飛行艇を曳航し整備すれば半日で飛び立てる。ただし、オディハもまた地ならしのやってくる場所にある。整備が遅れれば地ならしの餌食になる。しかし、選択の余地はない。ただちに作戦は変更された。アズマビトの船で飛行艇を曳航しながらオディハに向かう。ミカサが立体起動で敵をかいくぐりながら、女型の巨人の頭に取り付き伝言を告げる。

「作戦変更。船で離脱し、大陸で飛行艇を整備する!」「大陸で?整備を?」「乗船の援護を!」

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同じことをライナーの巨人にも伝えた。ミカサは機動力がある。地下から出てきたアズマビト達を連れてマガト達が船に走っていく。

ミカサとハンジが立体起動でイエーガー派を切り裂いて援護する。

ハンジの姿をみてフロックは驚く。ハンジは死んだのではなかった。

「売国奴があ!!なぜ、アズマビトが出てきた?危険をおかしてまでどこに?まさか!!」

フロックもハンジ達の意図に気が付いた。

ライナーとアニがアズマビト達を手を使ってかばう。その分、アニとライナーは攻撃を受けて傷ついていく。

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「ありったけの雷装を持ってこい!やつらは船でエレンを殺しに向かう気だ!何としてでも船を破壊しろ。エレンが殺されれば、パラディ島は血の海に沈む!全世界から報復され、お前たちの親も兄妹も子どもも皆殺しだ!心臓を捧げよ!」

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フロックの言っているパラディ島の防衛論は悪魔の民として全滅させられそうになったのだから、正論なのだが世界を滅ぼすエレンの作戦はあまりにも無慈悲でマーレと同じなのだと言えるところまで到達できていない。

一方、ジャンが伝えにいった居残り組の、リヴァイ、イェレナ、オニャンコポン、ガビ、ファルコがピークの車力の巨人にのってやってきた。

戦いの様子を伺っている。イエーガー派はハンジ達の作戦を見抜いて、船を狙いだした。結果的にアニとライナーの巨人が体で防ぐことになり、攻撃されている。これを見たファルコは、

「俺も戦わなくちゃ。アギトの巨人の力を使って」「それはダメ。初めての巨人化はうまくいかない」「でもこのままじゃ、」「私にまかせて。あなた達を船に運んだ後、戦闘に加わる」

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戦士としても優秀なピークは計算できない戦力を使いたくないだろう。船に向けて撃たれた雷装を体で受け止めた女型の巨人の腕が吹っ飛んでしまった。ファルコはたまらず飛び出していった。ピークはファルコをいったん、あきらめガビ達を船に連れていくことにした。コニーは銃で撃たれたアルミンを担いでマガトに托し、戦闘に加勢に向かった。

船を守らねば出航できない。

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そして、鉄道が港に近づいてきた。イエーガー派の増援だ。多くの兵士を乗せている。

「まずい増援だ!私達があれを食い止めないと、出航どころかここで全滅だ」

このままいけば、イエーガー派の増援が港に到着するかと思われたが、鉄道が突然、爆破された!

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「増援の車両がやられた、、」

悔しそうに見つめるフロック。ここでやられるとはまったく予想外だっただろう。ファルコは自らの手を傷つけて巨人化しようとするができていない。ジャンがファルコを見つけた。

「何をやってんだ!ファルコ!早く船に乗れ!」

だが、そこでジャンが見たのは、体のあちこちに雷装を打ちこまれ、首が取れて落ちていくアニの巨人の姿だった。

となりに同じようにライナーの巨人も船を守りつつ攻撃を体に受けている。アニは何も見えなくなっている。ライナーも動けなくなってきた。

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「今だ!とどめを刺せ!」

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ここで、煙の中から現れたのが立体起動で飛ぶコニーだった。

クルーガー派の戦士を倒していく。ミカサももうためらいなくクルーガー派を斬り倒していく。殺すことにためらいはもうない。

「ためらえば」「地ならしは止められない!」

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さらに、ピークが建物の屋根を突き破って現れた!アニとライナーはもう動けない。巨人は車力だけだ。フロックは雷装の一斉攻撃で車力を攻撃した。たまらずに逃げ出す車力。

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「死守せよ!この島を!俺たちの国を!」

さすがに車力は追い詰められるかと思われたが、ここで新たな巨人が現れた。ファルコが巨人化に成功した!ファルコの巨人には顎ではなくクチバシがある。

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「今だ!やつらの連携が崩れた!」

ファルコが暴れ出したことで、フロック達の攻撃が乱れた。ジャン、ハンジ、ミカサ、コニーが一挙に反撃して切り倒していく。自らの手勢がやられてしまったことでフロックはキレた。

「この一発に賭ける!船底に穴を空ければ!」

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フロックは危険なルートを顧みず、船までの空間に飛び込んでいく。立体起動で船に近づき、残った左手の雷装にすべてを賭ける。一瞬のできごとだった。

「エルディアを救うのは俺だああ!!!」

しかし、一発の銃弾によってフロックが撃たれた。ガビが得意の対巨人ライフルでフロックを撃ったのだ。雷装は逸れた。船の横に海面に当たって、多数の死者が沈んで赤く血に染まっている海面が跳ね上がった。

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フロックはくやしさと悲しみの表情で海面に落ちていった。

フロックがやられ、ミカサが血みどろになりながらイエーガー派を倒していくので、残ったメンバー達は戦意を失ったか、立て直すためか逃げた。船の汽笛が鳴り、出航を知らせる。

「出航できるぞ!はやく乗れ!」「いこう!追い払ったやつらが戻ってくる前に」

しかし、ファルコの巨人が暴走をしていた。

最初の巨人化なので、うまくいっていないのだ。車力の巨人が抑えこみ、マガトがうなじからファルコを斬りだす。ファルコをオニャンコポンにあずけて、マガトは戻っていく。

「頼む」「ああ」「すぐに船を出せ」「え?あんたは?」「殿(しんがり)を務める」

驚いたおニャンコポンは走っていくマガトを見つめるだけだった。マガトは船に乗らず残るつもりである。

岸辺を離れた船は飛行艇を曳航しながら港を離れていく。

もうマガトは乗れない。もう船は戻れない。イエーガー派の残党に攻撃されたマガトを救ったのは、キース・シャーディスだった。シブイオッサン二人が対峙する。

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「イエーガー派の増援を食い止めたのはあんたか?」「そうだ。なぜあんたは船に乗らなかった?」「あれはマーレから鹵獲した巡洋艦だろう。あれの速力なら仲間を乗せた輸送船などすぐさま追いつかれ撃沈される。ここに残してはおけない」「ならば手を貸そう」

残ったマガトの仕事、それは追手を阻止することだった。

そして、キースもただちに状況を理解して行動する。

港に残されたマーレの巡洋艦のマガトとキースが乗り込んで、弾薬庫に入る。マガトの目的はこの巡洋艦を破壊して使いなくすることだ。弾薬庫の入り口の見張るキース。突入してきたイエーガー派を見てキースは緊張するが、マガトは動じない。

「構わん。俺は弾薬庫に火をつけるまでだ。海に飛び込むなら今だぞ?」

しかし、キースは逃げるつもりはなかった。死に場所を探している男だった。

「なぜ我々の味方をした?滅ぶのはこの島かもしれんぞ?」「シガンシナの鳥でから南へ向かう教え子達を見た。アニ・レオンハードを連れてな。そこで目的を察し、胸が震えた。教え子達の成長に」「あんたが増援を食い止めなければ我々はこれまでだった。あんたは後に世界を救った英雄の一人となるだろう」「じゃあ、あんたと一緒だな」

アニを砦から見ていた人物は、やはりキースだった。そして、自分の教え子達が世界を救おうとしていることを知り、協力したのだった。しかし、それにしてもいきなり鉄道を爆破したのはやりすぎではないか?もし、爆破する必要がなかったのなら、つまり平和裏に事が運んでいたなら、キースはイエーガー派の若者たちをただ爆破で殺すことになってしまう。おそらく、キースは事の様子を見ていたのだ。そして、戦闘が始まり、平和的な解決ではなく戦闘になったことをみて、鉄道の爆破を決断したのだろう。それなら無駄な死体を増やすことにはならない。そして、マガトが港に残ったことを不審に思って調べに来たのだ。

アニと他の教え子が一緒にいて、そして南に向かっていったこと。これを見ただけで事情を察して、協力するキースはやっぱり男である。

最後の場面ではマガトの心に残るものは慚愧である。国の都合の良いように若者を指導して騙して利用した。

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「あんたにできなくても俺はあんたを誇りに思うよ。きっとその子達も同じだ」「ありがとう。ところで、名前は?」「キース・シャーディス。あんたは?」「テオン・マガト」

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二人が名前を教え合って、二人でたたえ合って、ニヤリと笑った所で引き金を引いて大きな大きな爆発を起こして、船を破壊する。あまりにもカッコよすぎる二人のオッサンの最後だった。爆発を見ていたガビが叫ぶ。マガトの名前を呼んでいるのか。

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ピークはガビを抱えている。この二人はマガトに対して思い入れが強いのだろう。

「オディハへの航路はマガトと私達で決めた。というより、他に選択肢がなかった。君達の故郷、レベリオを救う道はどこにも」

船の上空を鳥が飛んでいる。

アニはミカサに肩を借りている。アニはハンジの説明を聞いて愕然となった。この作戦手順では、レベリオにいる父親を救えない。間に合わないのだ。アニの中ですべてが崩れ去った。戦うための理由がなくなり、気力が出ない。もう戦えない。

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「たとえ地ならしが今すぐ止まったとしても、レベリオもマーレも壊滅状態は避けられない。それはマガトもわかっていたよ。だが、彼は命を賭して私達を先へ進めた。それはレベリオやマーレのためじゃない。名も知らぬ人々をひとりでも多く救えと私達にたくすためだ」

アルミンがコニーに抱えられてやってきた。ピークはガビを慰めていたようだ。

「だとしたら、最初の疑問に戻るけど、あんたにエレンを殺せるの?私がエレンを殺そうとするのをあんたは黙って見てられる?」

アニがミカサに問いかける。進撃の問いかける課題だ。愛している人を殺せるのか。進撃は愛の物語でもある。

「もう戦いたくない。あんたとも殺しあいたくない。あんた達とも、エレンとも」

アニは泣きながら本心をぶちまける。アニにとってはミカサも元は訓練生同期で、やっとのことで一緒に戦った仲間でもある。そう、やっと仲間になったのだ。アニはもう殺しあい自体が嫌なのだろう。殺す理由など元からない。生きる理由を探して生きていかないといけないアニは殺しあいをする動機がない。イエーガー派を殺すことはできたミカサだが、まだアニの疑問に対して明確に答えることができない。

 

アクションがすごかった。カット数も多く、キャラも良く動いた。アクションのMAPPAを見せつけるアクションがよくできた回だった。

ウィークリーアニメランキング 2022年3月第3週版(2022年1-3月期)

先週のランキングはこちら

ウィークリーアニメランキング 2022年3月第2週版(2022年1-3月期) - アニメ猫のアニメ日記

GEMランキング

集計日2022年3月12日-3月18日

調査方法:約7000人からアンケート調査

アニメのみ抽出

  1. 進撃の巨人 →
  2. 鬼滅の刃 → 
  3. 王様ランキング →
  4. ワンピース ↗
  5. ドラえもん
  6. 名探偵コナン ↗
  7. その着せ替え人形は恋をする 
  8. 呪術廻戦
  9. 銀魂 ↗
  10. 平家物語
  11. ガンダム
  12. ハコヅメ
  13. NARUTO-ナルト-

進撃の巨人が第1位をキープ。鬼滅の刃が最終回から一か月以上経過しても第2位にとどまっている。王様ランキング、その着せ替え人形は恋をする、平家物語、ハコヅメはテレビアニメの中で健闘しており、安定した人気を獲得できている。

dアニメストア 視聴数ランキング

集計日:2022年3月14日-2022年3月20日

2022年1-3月期アニメのみ集計

  1. その着せ替え人形は恋をする →
  2. 失格紋の最強賢者 →
  3. ありふれた職業で世界最強 2nd season →
  4. リアデイルの大地にて →
  5. 天才王子の赤字国家再生術 →
  6. 賢者の弟子を名乗る賢者 →
  7. 進撃の巨人 The Final Season → 
  8. 終末のハーレム<無修正Ver.> →
  9. 異世界美少女受肉おじさんと →
  10. ハコヅメ~交番女子の逆襲~ →
  11. 明日ちゃんのセーラー服 →
  12. からかい上手の高木さん3 →
  13. スローループ →
  14. 怪人開発部の黒井津さん →
  15. 殺し愛 →
  16. 86-エイティシックス-
  17. プラチナエンド
  18. 錆喰いビスコ 
  19. 終末のハーレム →
  20. プリンセスコネクト!Re:Dive season 2

今週で第10話から11話の放映となり、放映終了の作品も出てきた。視聴数的にはほぼ順位の変動がないが、第16位に最終の2話分の放映が遅れていた86-エイティシックス-が三か月遅れて放映された影響でランクイン。無事物語が完結して、評判は良かったようだ。今期は第2位から第6位までがラノベなどの小説原作作品が人気を取っており、その他の作品も安定した作品作りで、安定した人気を獲得していた。終盤で人気が落ちてしまう作品が少ない。来週はいよいよ最終回の作品が多い。

NETFLIX 日本地域ランキング

2022年3月7日-13日

アニメのみ

先週に続き、アニメはランキングいりしたものはなし。

進撃の巨人 The Final Season Part 2 第85話「裏切り者」 解説と考察。世界を生かすために殺す。矛盾と裏切りと暴力と

前回はこちら

進撃の巨人 The Final Season Part 2第84話「終末の夜」 解説と考察。虐殺はダメだ!!!これを肯定する理由があってたまるか!!! - アニメ猫のアニメ日記

 

屋根の上にまでイエーガー派の見張りが雷装を持って警備している。これはハンジの予想を超えてのフロックのすばやい対応だった。しかしフロックは飛行艇を破壊していない。フロックはミカサ達が裏切ったことに確信が持てないのだろう。そしてアズマビト達の飛行術や操船術の技術が欲しいため、ヒィズル国の技術者を押さえようと考えていた。こうなると、イエーガー派のメンバーと戦って飛行艇を獲得しないといけない。

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ウィークリーアニメランキング 2022年3月第2週版(2022年1-3月期)

先週のランキングはこちら

ウィークリーアニメランキング 2022年3月第1週版(2022年1-3月期) - アニメ猫のアニメ日記

GEMランキング

集計日2022年3月5日-3月11日

調査方法:約7000人からアンケート調査

アニメのみ抽出

  1. 進撃の巨人 ↗
  2. 鬼滅の刃 
  3. 王様ランキング →
  4. ドラえもん ↗
  5. 呪術廻戦
  6. その着せ替え人形は恋をする 
  7. ワンピース ↗
  8. 名探偵コナン →
  9. ハコヅメ ↗
  10. 平家物語
  11. ジョジョの奇妙な冒険
  12. ポケットモンスター
  13. 銀魂
  14. ドラゴンクエスト ダイの大冒険

進撃の巨人が第一位に。進撃の巨人の人気が上がってきた。鬼滅の刃が最終回から一か月程度経過したにもかかわらず、いまだ第二位にあり、人気の残り火は健在。第三位の王様ランキングの人気も安定。第4位のドラえもんは、映画が「映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021」が公開されており、宇宙の独裁者と戦うというストーリーが注目を集めているためか。第5位の呪術廻戦も「劇場版 呪術廻戦 0」が劇場公開から3カ月経過しても公開しておりこの影響か。

dアニメストア 視聴数ランキング

集計日:2022年2月26日-2022年3月6日

2022年1-3月期アニメのみ集計

  1. その着せ替え人形は恋をする →
  2. 失格紋の最強賢者 →
  3. ありふれた職業で世界最強 2nd season →
  4. リアデイルの大地にて →
  5. 天才王子の赤字国家再生術 ↗
  6. 賢者の弟子を名乗る賢者
  7. 進撃の巨人 The Final Season → 
  8. 終末のハーレム<無修正Ver.> →
  9. 異世界美少女受肉おじさんと →
  10. ハコヅメ~交番女子の逆襲~ ↗
  11. 明日ちゃんのセーラー服
  12. からかい上手の高木さん3 →
  13. スローループ →
  14. 怪人開発部の黒井津さん →
  15. 殺し愛 →
  16. プラチナエンド →
  17. 錆喰いビスコ ↗
  18. プリンセスコネクト!Re:Dive season 2
  19. 終末のハーレム →
  20. ヴァニタスの手記 →

鬼滅の刃が最終回を迎えてからは、その着せ替え人形は恋をするが独走状態で人気。各作品は第10話ぐらいまで放映されそろそろ終盤で、順位の移動はあまりない。天才王子の赤字国家再生術が第6位から第5位に上昇。ハコヅメが第11位から第10位へと上昇した。錆喰いビスコ第18位から第17位に上昇した。今期2022年1-3月期は安定した作品作りが目立った。

NETFLIX 日本地域ランキング

2022年3月7日-13日

アニメのみ

先週に続き、アニメはランキングいりしたものはなし。

 

進撃の巨人 The Final Season Part 2第84話「終末の夜」 解説と考察。虐殺はダメだ!!!これを肯定する理由があってたまるか!!!

前回はこちら

進撃の巨人 第83話「矜持」 解説と考察 意地を示すハンジとリヴァイ、そしてアルミン、みんなで力を合わせることができるだろうか - アニメ猫のアニメ日記

物語の冒頭はいきなり今までのストーリーとはかけ離れた、平和な状況を描くことから始まる。赤ちゃんをあやす母親、この母親はミカサだろうか?町の中央の一等地にある住まいを要求するつもりのジャンの声、テラスで昼間から酒を飲みつつ、外を眺めるジャン。平和な家庭生活だろうか。ジャンの望む生活は、一等地の住まいでイエーガー派として優遇されることだ。

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ジャンの夢は妻と子ども、テラスで酒を飲む事
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