アニメ猫のアニメ日記

アニメに関しての情報を書き連ねていきます。

鬼滅の刃 遊郭編第3話「何者?」 のきれいどころを分析してみた


滅の刃遊郭編の第二話では、映像とか背景について書いた。

鬼滅の刃 遊郭編 第2話 映像が美麗、背景がスゴイ、遊郭の街を丸ごと作ったのか? - アニメ猫のアニメ日記

あらすじ

遊郭に潜入した伊之助、いつもの上半身裸とは違ってきれいな着物姿になっている。先に潜入したはずの宇随の嫁・マキオを探すため部屋まできたもののどのように探ったらいいかわからない。結局伊之助らしく猪突猛進で部屋を開ける。怪しい気配を察知して追跡する伊之助は、あたりには一切配慮できず、おもわず客を殴ってしまう。

女の子の泣き声を聞きつけて放っておけない善逸は、突然背後に恐ろしい気配を察知した。これは鬼だとわかる善逸。背後にいたのはワラビ姫花魁だった。女の子をかばった善逸はワラビ姫花魁に弾き飛ばされてしまう。ワラビ姫花魁こそ、鬼が遊郭に潜伏している姿だった。鬼は長年遊郭に潜伏し続けていた。善逸の正体にワラビ姫花魁は気づいた。鬼は遊郭で鬼殺隊を待ち受けていたのだ。

働き者の炭治郎は、全力の働きっぷりでおかみさんを圧倒する。

ワラビ姫花魁に殴り飛ばされて気絶していた善逸が、気が付いたら部屋で三人の少女たち(遊郭ではかむろ(禿)というらしい)に起こされた。女の子に元気づけられて幸せそうな善逸だったが、帯の妖怪に巻き付けられてしまった。

第三話の美術関係について

第三話も主に美術関係についてまとめる。

キャラについては、伊之助の廊下の猪突猛進っぷりとか、善逸の女の子を守るために鬼の手をとったりとか、はとりあえずおいておいてとにかくとりあげたいのはこれ。

f:id:bdek3712:20211220214232j:plain

無惨様に思わずポッとなってしまう堕姫

無惨様に思わずポッとなってしまう堕姫。

今回は、上弦の鬼・堕姫さん登場の回。堕姫が、鬼舞辻無惨におもわずデレっとしてしまうシーンにしときます。そして発見しました。

鬼舞辻無惨は実は女性にやさしい

無惨様は、浅草で炭治郎に会った時も、妻と娘にはやさしかったし、堕姫にもやさしい、男の鬼に対するようなパワハラ発言がない。過去には珠代さんと無惨様が一緒に行動していた時代もあったらしい。無惨様がきついあたりをするのは実は男の鬼に対してだけで、女性の鬼にはやさしい物の言い方をするのである。いやだからどうということはないし、無惨様が極悪非道であることにかわりはないのだが。

今回は模様のある帯について

f:id:bdek3712:20211220214310j:plain

帯がゆっくりと動作して、模様も同時に動く。アニメでは難しい

帯に模様が付いていて帯と同時に動く描写。実写なら帯を動かせばいいだけの表現だが、実はアニメではこれも難しい。帯が動くとなると、当然、帯の模様も動かさないといけないが、これがとても面倒なのである。このシーンでは模様もきちんと、ゆっくりと動いていたね。

f:id:bdek3712:20211220214405j:plain

エンディングから。着物の帯がきれいに描写されている

エンディングに出てくる帯が飛ぶシーンでは実写から写したかのような模様が描かれている。このように遊郭編では、帯が空を飛んだり、浮かんだりという表現が多用されており、模様も描かれている。これはCG技術がなければとてもできなかったものだろう。

オープニングの花火

f:id:bdek3712:20211220214519j:plain

オープニングの花火シーン

遊郭編では花火も美しく描かれている。花火が爆発して、火の粉が散っていくシーンは旧来のアニメの花火よりきれいかな。

動く動作の自由さ

f:id:bdek3712:20211220214702j:plain

くノ一が閉じ込められていた室内から室外へ連続的に移動

室内から室外へと視点を移動するのもCG技術を使っているせいか、連続的におこなっている。

伊之助の廊下を走りながら追跡する様子も、連続して描写ができているのはCG技術のおかげだろう。

炭治郎がいけた生け花

f:id:bdek3712:20211220214955j:plain

炭治郎のいけた生け花

炭治郎がなんと生け花をいけていた。これもキレイに描かれていた。

夜の風景

f:id:bdek3712:20211220215237j:plain

遊楽の街とあって、夜の風景が多いが、光をキレイに演出する工夫がいろいろありそう。光の使い方がキーポイントだろうか。