アニメ猫のアニメ日記

アニメに関しての情報を書き連ねていきます。

山田玲司が進撃の巨人の原作者・諫山創を語りつくす。世代論からみた諫山創。


漫画家 山田玲司さんが進撃の巨人と諫山創を徹底的に論じた!

映像は、長時間版と、斬りだし版があり、長時間版を視聴すると切り出し版はみなくてもいいようになっています。

諫山創はどこからきたか?

【進撃の巨人】諫山創はどこから来たか?(大分ではある)【山田玲司のヤングサンデー 切り抜き】 - YouTube

世代的には1986年代。九州の大分県の日田(ひた)市。日田市の観光用の夕焼け写真がそのまま進撃の景色だった。大嫌いだけど大好きな故郷。盆地。サッカー部で挫折して落ちこぼれ。田舎町のロック少年じゃないか。立体起動装置はゲームのゼルダのフック装置そのままじゃない?エロゲ(マブラブオルタネイティブ)が元ネタ。自然が残酷だってことを知っていて、虫からみて世界。目がおかしい。視界が歪んでいる?歪みがある。絵に整合性がないのが良い。抱えたマイナスの力で描いている。恥ずかしくない誇り高く生きたい。初期にマンガの修行をして、新人マンガ家が犯す間違いがそのままだが、おもしろいから良い。世相が暗くなっていった1990年代に中学生だった。2006年に進撃の巨人で佳作を取った。巨人は外資のGAFAだ。シンクロニシティだ。リヴァイは少し上の半目世代。調査兵団はホグワーヅ。制服大好き。マジメ。階級地獄。ノイローゼ。戦うか死ぬか。追い込まれているのがこの世代の特徴。叫びは本音。86年世代にはたくさんいる。シニカル。吾峠さんは3歳下。魂の叫び。

講談社のコミックス売上げ一位!

【進撃の巨人】漫画家だからわかる諫山創の類稀なる感性【山田玲司のヤングサンデー 】 - YouTube

壁って何なの?核兵器?日米安保?第1話の段階でラストまで作ってた。読む人を傷つける。壁って何?意味を問うマンガ?意味がなかったらだめだ。謎の巨人の侵略。食べられる人間達。電気と魔法がない世界。前の世代は、デジタルエライだった。クラシック好きな世代が始まった。象徴主義。現代日本論。本音絶叫。出てくるものすべてに何かしらの意味がある。非常に奥行きがある。ミステリーのやり方。徐々にみせていく。演出力。進撃の巨人が描いているのは現代日本。ダークファンタジーで描いている。父性的な魂の叫び。絶叫マンガ。ロックンロール。現実主義でエモくない。吾峠さんはエモい。諫山「恋愛、恋愛ってバカじゃないかと思うんですよね」、社会派だ。パワフルな若者のロックンロール。エレンが怒り、アルミンが恐れ、ミカサが決意。悲しみは三人とも抱えている。絵が下手な仲間。諫山さんはアルミンが近い。物語が進むと自分の中にエレンがいたことに気付いた。山本沙代監督のエンディングのアニメの木炭デッサンが一部採用?ミカサが初めて人を殺す。ナイフの意味。世界を変えたナイフ。進撃の前のメガコンテンツ。ワンピースとドラゴンボール。明るかった。世界が一変してしまった。諫山さんの下の世代は全く違う。

進撃の巨人・鬼滅の刃・エヴァンゲリオンの共通項

進撃の巨人・鬼滅の刃・エヴァンゲリオンの共通項を発見しました【山田玲司のヤングサンデー 切り抜き】 - YouTube

進撃の巨人と共通する作品。世間は不安に満ちていた。パニック世代。精神的にシンクロしている。描かれているのは暴力、人間不信。デビルマン、人間が怖い。グロさ、残酷さ、裏切り、のなかで誇り高く生きるという、見たいものと見たくないもののバランスが良い。内ゲバもの。3歳年下の吾峠さんは母性が入っててやさしい。魂の叫びが入っている。進撃は父性で、鬼滅は母性。お父さんとお母さん。バブル後世代の絶望と意味のない努力への疑問。資本主義は成長するファンタジーがあった。新現実主義vs新自由主義。

憲兵団は新自由主義。サシャの意味が重い。過剰な身体欠損描写。リスカ。ウソの世界。リストカット。カッターで戦う。ラングレーの子どもたち。エヴァの中で現実主義で戦う。

切り出し映像。カッターで戦うってことは、リスカ世代なんだ!ラングレー世代の申し子じゃないか!

カッターで戦う作品に隠された現代の子供達の叫び【山田玲司のヤングサンデー 切り抜き】 - YouTube

解説が延長戦に入りました。長時間版 進撃はガンダム、エヴァになれるか?

https://www.youtube.com/watch?v=_KacSUs_dCw

進撃はファーストガンダムクラスになる。命がけで描いている諫山さん。戦争を「娯楽」にする気がない。死の恐怖。怒り。組織批判。イラつく人々、狭い人間関係。モラトリアムがなかった世代のエレン。エレンは九州男児。進撃は「起承転転転転転、、、」。終わりまで作ってて隠しているからこうなる。人気出なかったら終わりの構成。連載は命がけ。作家には作りこみが好きなタイプがいる。このタイプは世界を作る。創作世界の神。設定執着派。連載が週刊じゃなくて月間だったのは大きい。伏線が長く張れた。ネームを作りこめた。ジャンプに持ち込んで、「ジャンプを持ってこい」と言われた。狂った父親。手塚のテンマ博士、ガンダムのお父さん、エヴァの錨指令など父親が狂っている。ガンダムはグッズ優先、進撃は生理的違和感優先。ロードオブザリング感も。たくさんのメタファー。大人の世界。残酷な東京。残酷なマンガ業界。グローバル市場。が三重の壁。不安・不満・怒り。日田市、大分県、九州、平成日本の三重の壁。衝撃の体験から議論して、心の叫びの繰り返し。世界観が「蠅の王」、小説。人間の本質は残酷なんだ。人間の本質は善なのか?残酷な世界で生きていることは奇跡だ。諫山弁は、おもしろい。安西先生がいないので自分で言わないといけない。共食い。食物連鎖を表している。ここまでしてリアルを感じる。理性と野生。リヴァイは東京に上京してて現実の厳しさを知っている。無駄な努力だったのか?と疑問。努力はすべて無駄なもの。無駄な努力はないの反対。デビルマンと魔王ダンテが出てくる。神様に対して懐疑的。イビツな思春期。エレンは度胸一発九州男児。アルミンは分析・戦略・言語力。餌山さんはアルミン。ミカサはメーテル。理想の綾波。エレンはミカサ(女)に頼りたくない。正しきドーテー。鉄郎も九州男児。日本人は考える事が怖いんだ!「巨人ではなく、人間同士の殺しあいで滅ぶ」。いろんな要素の集合体が進撃。ジャン、コニー、サシャは同級生。欠損する、痛みで目が覚める。何かを失うことで何かを得る。どうして外の世界にでたいのか?この世に生まれたからだ。直球で言っているのは、生きられてないから。生きる意味を求めている。

部分斬りだし・九州男児のエレン

【進撃の巨人】理想の女・ミカサに冷たい?女性蔑視?エレンが冷たく当たる本当の理由【山田玲司のヤングサンデー】 - YouTube

【進撃の巨人】壁と無駄な努力の描写が苦しいほど現代を象徴している【山田玲司のヤングサンデー】

https://www.youtube.com/watch?v=Ecy17Eczxzg

 

【進撃の巨人】ガンダムとの共通点が根深い諫山創の命がけの裏話【山田玲司のヤングサンデー 切り抜き】 - YouTube

これは象徴主義。何かを象徴している。ミステリーみたいに明かしていく。

【進撃の巨人】諌山創が世の中の浮かれている奴に苦言!!「恋愛とかって馬鹿じゃないかと思うんですよ」【attack on titan】【山田玲司/ヤンサン/切り抜き】 - YouTube

現代日本論。本音を絶叫していく。ロックンロール。

諫山創語録「恋愛、恋愛とかってバカじゃないですか?」

進撃の巨人が成功した理由のひとつ:月刊誌に連載

【進撃の巨人】諫山創がジャンプに持ち込みした日【山田玲司のヤングサンデー】 - YouTube

月間マガジンに連載なので、ネームをじっくり練りこむことができた。長い伏線とか張れた。これが週刊ジャンプだったらできなかった。ジャンプには「マンガもってくるな、ジャンプ持ってこい」と言われた。

世代的に80年代。日本人の幼児化を止めた偉大なマンガ

https://www.youtube.com/watch?v=OEXusjF9y1c&t=11s

なぜ日本人は『幼児化』していったのか?そしてその現象を食い止めた凄い漫画【山田玲司のヤングサンデー 

長時間解説版。歴史からみて、日本人は幼児化していった。

【神回】なぜ日本人は『幼児化』していったのか?そしてその現象を食い止めた凄い漫画【山田玲司のヤングサンデー 】 - YouTube

同じ動画だけどレイジチャンネル版

※特別全編公開※「幼児化の終わり・諫山創とONE」【ディスカバリーレイジチャンネル】2022年3月1日

https://www.youtube.com/watch?v=nVNifKPctQU

子どものままではいられなくなった1980年世代。

日本人の子ども化の流れ。手塚、水木先生あたりが第一世代。赤塚、藤子、トキワ荘世代。ロマンとユーモアを求める。赤塚先生は残酷を知っていた。永井豪、本宮ひろし、劇画時代、そして少女マンガ家、団塊世代。第二世代。反差別、反階級、反物質主義。大学生ぽい。アウトサイダーの美意識。ガンダムがそれを壊した。ガンダムの主人公は反体制のシャア・アズナブルだったのでは?第三世代。オタク第一世代。うる星やつら、鳥山明、重い団塊世代へのカウンター。日常は美しい。第四世代、バブル崩壊90年代。スラムダンク、デスノート、幽遊白書、セーラームーン。中学生。君たちは強い。天才ですから。死なない孫悟空。現実社会からの離脱。ポケモンからペンギン村から異世界へ。さらに壁の中に入っていく。進撃は壁の構造の中の階級がある権力構造。第5世代、00年代。小学生。エンデのモモ。わかりやすい子ども、幼稚。麻酔系。俺たち、という虚構。現実の地獄の中で。なので、萌え系とパリピ系に逃げた。進撃の巨人で止まった子ども化。同時にワンパンマンとモブサイコもはねた。社会的意識よりもわかりやすさの時代。

 

ナウシカを超える「進撃の巨人」〜中盤に込められた現代日本「7つの大罪」“進撃”徹底解説wall.2【山田玲司-351】 - YouTube

 

【進撃の巨人】可哀想すぎるエルヴィンの生い立ちと生き様に同情する山田玲司!【山田玲司/ヤンサン/切り抜き】 - YouTube

 

【裏話】漫画家だからこそ気づいた進撃の巨人の作り方!【山田玲司のヤングサンデー 】 - YouTube

 

【進撃の巨人】この中に毒親からの解放がテーマのキャラクターがいます【山田玲司のヤングサンデー 切り抜き】 - YouTube

 

進撃の巨人の仕事論が泣ける

少年漫画とは思えないほど働く男達の叫びを代弁した漫画が泣ける【山田玲司のヤングサンデー 】 - YouTube

ライナーは多重人格だよね。PTSD。敵と知り合ったために起きた、人格の分裂。兵士は職業だ。戦士でいなければいけないベルトルトが「誰か僕らを見つけてくれ」という苦悩。