アニメ猫のアニメ日記

アニメに関しての情報を書き連ねていきます。

アニメの原作の状況、マンガが多いが、ラノベやゲームも増えている


デビルマンなど往年の名作の復活アニメ化が増えているという記事

デビルマン、ルパン三世、ドラゴンボール…「往年の名作」相次ぐ復活の理由とは - ゲーム&アニメ - ニュース - クランクイン! 

>ただ、一括りに“リメイク作品”と呼ばれることには

>「個人的にはしっくりきていません」と、永井氏は言葉を続けた。
> 「たとえば、“過去 の作品を3Dなど新たな手法で作りたい!”といったものや、

>原作のキモだけを新たな形に昇華しようとする作品。

>その他にも、原作の作品世界を通じて新たな テーマを提供しようとする作品、

>当時の映像化よりさらに原作の意図を汲もうと深掘りする作品など、

>作品ごとに作り手の“思い”は多種多様に存在していま す」。

 

新しい映像技術で新しい世界を創りたいというのも事実だろうけれども、一方で、

アニメ化する素材というか原作が不足しているアニメ界の事情もあるだろうなとは思った。

なにしろ日本のアニメは、作りすぎと言われるほど多数の作品が制作されて、アニメ化されていない古典はないのではないか?と思わせるほど。

とここまで思って、アニメの原作状況ってどうなっているか?ちょっとだけ調べてみる。

まずは、漫画原作の割合。全体的にみる統計がなかなかないが、ここ

国土交通省のサイトで

日本のアニメを活用した国際観光交流等の拡大による地域活性化調査

http://www.mlit.go.jp/kokudokeikaku/souhatu/h18seika/01anime/01_sousei_09honpen3.pdf 

によるとおよそ60%ぐらいがマンガ原作だろう(15ページ)といわれているとのこと。

こちらの記事では、アメリカの場合、マンガ原作は1%しかないというお話。

アニメビジネスの今:日本とはまったく違う!? 米国映画のマンガ原作はわずか1%(後編) (1/3) - ITmedia ビジネスオンライン

うーん、オリジナルストーリーが多いんですね。アメリカ劇場用アニメ。

 

こちらの統計では、2000年台でアニメオリジナルが26%、マンガ原作が33%となっている。統計の取り方が上と違うのかな?

1960~2000年代のテレビアニメ原作媒体の割合と新作放映数の推移 | Kousyoublog 

甲南女子大学学術情報リポジトリ 

 

アニメ化されたライトノベル

次にラノベ原作。これはWikiがあった。

ライトノベルのアニメ化作品一覧 - Wikipedia

2006年から急増している。

アニメ化されたゲーム

これはこちらのサイトに一覧がある。

TVアニメ化したゲーム作品の一覧(年代別まとめ)※2015/2/2更新 - 仮設 

こちらもある時点から増えだしている。

 

ラノベやゲームのアニメ化が2000年以降に増えだしたのは、製作委員会方式が定着してアニメのビジネスモデルが変化したことと関連があるんだろう。

 

原作不足というか、アニメ化してもみんなに見てもらえる内容であるというものを作るのに苦労していそうだな、というのがなんとなくわかるな。

ワシ的には原作ストーリーに関してはもっといままでの流れと違ったもの、つまりマンガやラノベ以外のものを創って欲しいな。