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鬼滅の刃 遊郭編 第4話 あらすじ、見どころ、そして襖絵の秘密 - アニメ猫のアニメ日記
あらすじ いよいよ戦闘が本格化
宇随は、自ら動くことで監禁されていた嫁の雛鶴を発見した!雛鶴は帯に捕らわれの身となっていた。宇随が雛鶴を救出し介抱する。宇随は雛鶴に吉原を出ろうながした。宇随は嫁の命を心配していた。
戦闘が始まったことを察知した宇随は、雛鶴を残して探索を続け、地下からの戦闘の気配に気づいた。音の呼吸を使って地面に穴を開ける。
一方、上弦の鬼・堕姫と戦っていた炭治郎。堕姫に刃こぼれしているのを指摘され、なまくら刀だといわれ、反駁するも、自分が水の呼吸を使いこなしていないことを実感する。そのために刃こぼれしてしまう。
水の呼吸では自らの体質にあわず、全力を出せないと限界を感じた炭治郎は、「ヒノカミ神楽」を使う決意をする。ヒノカミ神楽は威力があるものの、体力を使い切ってしまうため連発できない。体が動かなくなってしまった炭治郎は窮地におちいる。なんとか攻撃をかわすが、ギリギリの攻防が続く。炭治郎は体温を上げることでヒノカミ神楽を連続して使えるようにする。ヒノカミ神楽なら堕姫に通用すると信じる炭治郎だった。
時間的にしばらく前に荻本屋、伊之助はいつもの上半身裸の姿へと戻り、超人的な野生の感覚を取り戻して、鬼を追跡していた。荻本屋の人達は、イノシシの怪物が出たとパニックである。かまわず追跡する伊之助は、両腕の間接を外すことで、一時的にヘビのように地下へと続くトンネルを突破、地下にある鬼の食料貯蔵庫を発見した。そこにいたのは帯の妖怪だった。帯の妖怪と戦いつつ、食料貯蔵庫にいた善逸や宇随の嫁たちを救い出す伊之助。大活躍である。帯は不利とみると、助け出した人々を攻撃して食おうとする。伊之助は帯と戦いながら人々を守るのは手が足りない。そこで、参戦したのが助け出された宇随の嫁たちだった。さらに、善逸も戦いに参戦した。善逸はおかしいことに眠ったまま戦っている。
そこへ宇随がド派手に合流してきた!
回想で宇随の嫁は、宇随が自分たちの命を大切にしろと言ったのを思い出した。忍びとして命を捨てて任務を遂行することを教育された嫁であったが、宇随は自分たちの命をまず大切にしろという。それでいいのだと。
宇随が嫁たちに対してやさしくかっこよく対応するのは心打たれるかも。伊之助が、肩間接を外してまで、地下に潜るわ、善逸を救出するわと活躍っぷりもすさまじい。ムキムキねずみも陰で活躍していた。
荻本屋とときと屋と京極屋の位置関係が明らかに
今回の戦闘開始で、判明したのは荻本屋とときと屋と京極屋の位置関係です。
ちょっとだけストーリーを追いながら、位置関係を確認してみましょう。
まずは第5話の冒頭、宇随が追跡を開始したところから。
宇随はこの位置から追跡を開始して、嫁の一人である、雛鶴を発見しています。
ここで、誰がどこに潜入していたか、おさらいしてみましょう。
ときと屋:炭治郎、須磨(現在、炭治郎と堕姫がバトル)
荻本屋:伊之助、まきを
京極屋: 善逸、 雛鶴
ということになっていました。雛鶴が監禁されているところはおそらく、善逸の潜入していた京極屋でしょうから、ここは京極屋でしょう。宇随はさらにわずかに移動して、地下からの戦闘の音に気付いています。ここは、伊之助が発見した地下の食料貯蔵庫のある場所なので、おそらくは荻本屋です。堕姫も「あそこは荻本屋のあたりか」と発言していますので、これは確かですね。そこで、この堕姫視点から見た爆発映像が
この映像から、炭治郎と堕姫の戦っている場所からの位置関係が判明します。そして、炭治郎は鯉夏花魁の部屋で堕姫と遭遇しているので、場所はときと屋になります。
映像からみて、ときと屋と荻本屋はそれなりに距離があることがわかります。
江戸時代の遊郭の街並みはどうなっていたか
ここで、江戸時代の遊郭の街並みについて資料をみます。
メインストリートの仲の町は桜が植えてあり、明かりがきれいに灯もされています。
遊女がいるのは、仲の町ではなく横にある江戸町1丁目や江戸町2丁目などのあたりです。宇随の移動の様子からして、京極屋と荻本屋はおそらくは、江戸町2丁目あたりで、ときと屋はおそらくそこから少し離れた、京町2丁目あたりでしょうか。
江戸時代から続いた遊郭。大正時代には衰退していたというお話もありますから、大正時代には街並みも変わっていたかもしれません。鬼滅の刃をこんな裏側から見てみるのもおもしろいでしょう。