1位 鬼滅の刃 遊郭編
一般にも、アニメファンにも共通して、支持され、安定した作品作りで、一番押しの作品。原作が売れまくっているのでストーリー的にはみんな原作を読んでいて知っているのでなかなか意外なストーリー展開ができないが、背景美術とかで力を入れて作っていくのだろうか。遊郭編の背景に関しては前回記事を書きました。
鬼滅の刃 遊郭編 第2話 映像が美麗、背景がスゴイ、遊郭の街を丸ごと作ったのか? - アニメ猫のアニメ日記
2位 無職転生
アニメファンからは圧倒的人気。アニメでは適切な原作改変や、ストーリー構成の変更が行われているらしく、お話がわかりやすく、見やすい工夫がなされている。作画も安定しており、アクションシーンは良く動いている。背景も美しい。登場人物も多いが、個性的なキャラが多く魅力的な人物が多い。ルーデウスのエロ好きがたまにキズだろうか。近年のラノベ小説原作のアニメに比較して、より深く人間性を描くことに成功した作品。エロ要素まで含めて人間的に描いちゃうという意欲作である。
3位 見える子ちゃん
他の人には見えないヤバイものが見えちゃう「見える子ちゃん」。新感覚のホラーコメディ。やばいものを無視して乗り切ろうとするするが、はたしてどうなるのか?古典的なネタだけど、ありそうでなかったホラー。主人公の四谷ミコが悩みながらなんとか苦戦する様子になんとなく応援したくなっちゃう不思議な雰囲気が魅力のお話。
4位 最果てのパラディン
小説投稿サイト「小説家になろう」からライトノベルになった小説が原作。分類としては、異世界転生物になっているが、ストーリー的には転生要素はあまり意味がないみたいである。
心やさしい3人のアンデッドによって育てられた主人公・ウィルが異世界を冒険してあるく冒険譚になっている。お話の作りに無理な展開が少なく、比較的丁寧に作っているのが好印象。
注目度は低いが、比較的にドラマを楽しむ派には見れる作品ではなかろうか。
5位 世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する
異世界転生物に、使命を与えられた暗殺者という設定。暗殺者は果たして使命を果たすことができるのか?
作品当初のハードボイルドっぽい展開から、どんどん萌えハーレムアニメっぽくなっていって、作品の緊張感が落ちてきたかな。また、1クールで物語が終息しそうもない。
6位 月とライカと吸血姫
米ソ冷戦時代のソ連をモデルとした、仮想国家の下での、初期宇宙開発で人類発の宇宙飛行士を目指す、吸血鬼と宇宙飛行士の恋の物語。
きれいな映像と背景、そして、はかない運命の吸血鬼・イリナがかわいい。ロシアの時代の風景や小物や設定が、ロシアが好きな人にはたまらないのではないか。
7位 86 ーエイティシックスー
ライトノベル原作作品。架空の世界での機械の敵「レギオン」と戦う若い戦士たちの過酷な運命を描く。
こちらも注目度は低いが、せめて1クール目だけでも視聴してみるとよい。1クール目の戦士達の旅立ちまでがひとつの山場になっていて、そこでひとくぎりになる。
8位 異世界食堂2
異世界食堂の第二期目。この場合、異世界の住人達が、不思議な転移のドアを通じて、現代の洋食屋である「洋食のねこや」に訪問し、現代日本のさまざまな洋食を食べて楽しみ、社交を深めていくという作品。いわゆる異世界レストラン物というべきだろうか。この分野も異世界物のなかで、ひとつの分野として確立、されるだろうか?
9位 大正オトメ御伽話
事故による障害を負って父親に負け犬判定され人生をはかなんでいた主人公の元へ、突然花嫁となる少女が現れて、主人公の心を癒していく、大正時代の恋愛のお話。
10位 進化の実~知らないうちに勝ち組人生~
異世界転移物かな。転生するのではなく、生きたまま転移したという設定で、進化の実という果実を食べてチート体質になって無敵キャラへと変身するというストーリー。
作画レベルは、正直に言って失礼ながら低い。ストーリーも単なる異世界ハーレム物でしかない。それなのに結構おもしろい。キャラがおもしろいというか、この作品、ヒロインがゴリラだったりロバだったりとメチャクチャしているのが笑える。頭が空っぽになって楽しめるのがよい。