「一週間フレンズ。」をみて絵柄がキレイで気に入ったものの、こんな都合のいい設定とか現実にあり得るの?記憶喪失ドラマって多すぎじゃないと思ったので、記録しておく。
【65.8点】一週間フレンズ。(テレビアニメ)ってどうですか?【あにこれβ】
一週間フレンズ。自体は人気も高く2014春期ではランキング上位でしょうね。
一週間フレンズのような都合のいい記憶障害ってあり得るのか?
記憶障害というのは実際にあるけれど、このアニメのように一週間ごとに、日曜の夜に、親しい友人の記憶のみなくなるというのはありえないはずだ。
ここにあるように記憶喪失というのはいろいろな症状があり、このアニメの場合は新しい記憶が保持できないという症状だから、「前向性健忘」に相当する。器質的な原因などで新しい記憶が保持できなくなるという症状は存在する。たしか一晩経つと昨日の記憶が無くなる症状の人などは実在する。この場合、新しい記憶を長期記憶として保管するための脳の仕組みが破壊されたために起こっている。しかし、このアニメのように友人の記憶のみを選択的保持しないというものはない。もっとも心因性の記憶障害ならこの限りではないだろう。
記憶喪失を取り扱ったドラマってどれくらいあるのだろう
アニメでは「ef第二期」というのが記憶喪失を取り扱っているらしい。その他「東のエデン」も?
映画では
『記憶喪失』をテーマにした良作映画10本 - NAVER まとめ (リンク切れにより削除)
●記憶喪失映画 ベスト10|映画いろいろベスト10 + 似顔絵
- 「鍵泥棒のメソッド」内田けんじ監督
- 「過去のない男」アキ・カウリスマキ監督
- 「50回目のファースト・キス」ピーター・シーガル監督
- 「潮風のいたずら」ゲイリー・マーシャル監督
- 「ダリル」サイモン・ウィンサー監督
- 「シャッフル」及川拓郎監督
- 「愛・アマチュア」ハル・ハートリー監督
- 「バイオハザード」ポール・W・S・アンダーソン監督
- 「マジェスティック」 フランク・ダラボン監督
- 「悪魔のようなあなた」ジュリアン・デュビビエ監督
その他にも、博士の愛した数式、私の頭の中の消しゴム、君に読む物語、などなど。
あとチャップリンの「独裁者」もそうだった。「かくも長き不在」アンリ・コルピ監督、「心の旅路」マーヴィン・ルロイ監督、「メメント」クリストファー・ノーラン監督などもある。
ここでみると実に100件の以上の映画が「記憶喪失」というキーワードにヒットする。それほどありふれた題材でありストーリーとしてはありきたりのものなのだろう。
記憶喪失に関連する作品 [1/2] < テーマ別作品 - 楽天エンタメナビ (リンク切れにより削除)
「パコと魔法の絵本」は印象に残ったなあ。
これだけ映画で「記憶喪失」という題材を扱っているのをみると、記憶喪失を取り扱っているからダメとかいいとかいえないと思う。映画の良否というのは、総合的に観て評価するものであって、記憶喪失物だからどうとはいえそうもない。良い物もあればつまらないものもありそう